30代男性がダイエットでキックボクシング始めたけど、効果は出たのか?ダイエット効果を詳細に解説

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「世の中にはボクササイズというフィットネスジムがあるくらいだし、キックボクシングもダイエットに効果的な運動なのでは?」

30代男性がキックボクシングを始めて2か月経過した体の変化を紹介しながら、そんな疑問にお答えします。

【結論】キックボクシングはダイエット効果あり!

結論から言うと、キックボクシングはダイエット効果があります!

実際、私はキックボクシングを始めてから約2か月でお腹周りがかなりスッキリしてきました。

また、ジムによく来ている会員さんで太っている人を見たことがありません。男性はお腹がシュッとしていて、女性は引き締まっているという感じです。

キックボクシングだけでムキムキ!とはいきませんが、体をスッキリさせる効果は抜群です。

キックボクシングを始める前の30代男性(私)の状態

参考までにキックボクシングを始める前の私の運動習慣、食事、体型を書いておきます。

・運動習慣
 登山・散歩で20km/月は歩いている。筋トレは特にしていない。
・食事
 平日は豆腐料理か玄米中心のレシピ。週末は好きなものを好きなだけ食べる。
・体型
 お腹周りに肉がついている。特にヘソ周りが出ている。

キックボクシングのダイエット効果

キックボクシングは、本来は格闘技の一つですが、今ではフィットネスの1つとして一般的になってきています。

フィットネス専門のボクササイズジム、フィットボクシングなどボクシングをテーマにしたゲームが多く出ていることがその証拠です。

人気の理由は、効率良くダイエット効果を得られることにあります。

ここでは、キックボクシングで得られるダイエット効果を3つ紹介します。

消費カロリーが大きい

キックボクシングは、短時間で大きなカロリーを消費することができます。

キックボクシングの消費カロリーは1時間で300~600kcalが目安です。一方でランニングは400~600kcalです。
※練習内容や体重、体型によって変わります。

「ランニングよりキックボクシングの方が消費カロリーが大きい!」なんてよく言われますが、この通りほぼ変わりません。笑

数値の違いは僅かですが、消費カロリーが大きいことには間違いありません。

人間の体は摂取カロリーを消費カロリーが上回った時に痩せます。

非常にシンプルです。

この法則に従えば、ぶっちゃけキックボクシング、ランニングどちらでも痩せます。

続けることが重要です。

基礎代謝が増えて太りにくい体になる

キックボクシングを行うと全身の筋肉が付くので、筋肉量が増えて基礎代謝量が増えます。

基礎代謝は生きているだけで自動的に消費してくれるカロリーなので、運動をサボっても痩せる体になります。

無敵状態です。リバウンド防止やっほー!

お腹周りがスッキリする

キックボクシングで行うパンチやキックは体を捻って打つため、ウエスト周りの脂肪燃焼効果を期待できます。

単発のパンチやキックに慣れてきてコンビネーション技を出せるようになってくると、より一層の脂肪燃焼効果を発揮します。

キックボクシングのダイエット効果を倍増させる方法

キックボクシングがダイエットに効果的なのはわかったけど、さらに効果的にやせられないの?

という欲張りさんのために、ここではダイエット効果を倍増させる方法を5つ紹介します。

正しいフォームを身に着ける

正しいフォームを身に着けることでキックボクシング本来のダイエット効果を発揮することができます。

キックボクシングは全身運動!全身の筋肉がつく!というのは正しいフォームで行う前提の話です。

間違ったフォームだとパンチやキックをしても腕や足の運動にしかなりません。

正しいフォームでパンチを行うと、地面→腰→背中→肩→腕の順に力が伝わることで強い力を拳に乗ります。キックも同様に体全身を伝うように力を伝えます。

SM嬢がよく使うムチってありますよね、ムチは腕の力が長いひもを伝って何倍もの力になって先端に力が乗ります。あれと同じです。

キックボクシング

筋トレをする

キックボクシングとセットで筋トレをすると基礎代謝を増やして効率よく痩せることができます。

キックボクシングだけでも全身の筋肉はある程度付きます。

ある程度です。

というのも消費カロリーが大きい代償として筋肉消費が大きく、大きな筋肉がつきづらいんです。

キックボクシング選手をググってもらうとわかりますが、ゴリゴリのマッチョはいません。

実際、私の通っているジムでは多くの女性会員が、セットで筋トレを行っています。

練習前後にプロテイン

運動をすると体中のエネルギーや栄養素を消費してある種の飢餓状態に陥っており、

放置しておくとせっかくつけた筋肉が消費されてしまいます。

そこで吸収の早いプロテインを練習前後で摂取することで筋肉の消費を抑制することができます。

また、筋トレをすると筋繊維の破壊→再生を繰り返して筋肉がつきます。

プロテインはこの筋繊維の再生を促進する効果があるため、筋トレ前後にも摂取することをおすすめします。

ただし、むやみやたらに飲むと過剰にカロリーを摂取することになり、太る原因になるので注意です。

私は練習中か直後に20g、時々、寝る前にも15g取るようにしています。

起床時にEAAを飲む

睡眠中は、栄養の補給ができないため、運動直後と同様に起床時の身体は飢餓状態になっています。

また、起床時は血中アミノ酸濃度が低く、この状態が続くと筋肉が消費されます。

そこで効果的なのがEAA。

EAAとは必須アミノ酸の略称でプロテインよりも吸収が早く、血中アミノ酸濃度を一気に高める効果があります。

EAAを起床時に飲むことで血中アミノ酸濃度を上げて筋肉消費を抑えることができるのです。

私は朝食を食べない人間なので代わりにEAAを摂取しています。

プロテインと使い分けて飲むとより効果的です。

高タンパク質の食事を摂る

高タンパク質の食事を摂ることで筋肉の消費を抑え、再生を促します。

と言っても過度な食事制限を行うとリバウンドの恐れがあるので、無理する必要はありません。

初めは「毎週水曜日だけは高タンパク質中心の料理を摂る!」とかから始めて無理のない範囲で徐々に増やしていくといいです。

私は週に3,4日を目安に豆腐料理を食べて高タンパク・低カロリーにするようにしています。

おすすめのレシピはayahareさんという方のレシピです。簡単・旨いので無理なく続けられています。

ちなみに低糖質料理を中心に!というのも見かけますが、糖質が不足すると集中力が低下したり、色々と他の不調が出やすいので私はやっていません。

高タンパク!低糖質!低カロリー!栄養バランス!とか考えすぎても面倒で続かないですから。

せいぜいたまに低糖質ビールを買うくらいですかね。笑

キックボクシングで得られるダイエット以外の効果

ここではキックボクシングで期待できるダイエット以外の効果を3つ紹介します。

ストレス発散

キックボクシングでは、体を沢山動かし汗を流すだけでなく、物理的に殴る蹴ることでストレス発散になります。

理不尽な上司にイライラして殴りたくなること、通勤電車でぶつかられて殴りたくなることはありませんか?

キックボクシングジムであれば、サンドバッグ相手にそれが叶います。

どんなに殴る、蹴るをしても決してやり返してこないので気が済むまでコテンパンにすることができます。

実際に心理学的にも相手を殴るイメージを持つことはストレス発散に効果的だとしています。

精神力強化

キックボクシングでは、体を鍛えて格闘技の技を使えるようになるため、自信がつきます。

そんなプロじゃあるまいし…と思うかもしれませんが、人間の構造上ドーパミンが出て自然にそうなります。

ムカつく相手がいてもいざとなったら一矢報いてやるという気分になれるんです。

そうすると自分が優位な気分になるため、余裕が生まれて心が安定します。

筋肉マンのテストステロンさんも著書の中で同じようなことを言っていましたね。

運動不足解消

キックボクシングは、運動不足解消になります。
言うまでもないですね

デスクワークなど殆ど動かない仕事をしている場合、圧倒的な運動不足に陥っているはずです。

私はデスクワーク&リモートワークのダブルパンチなので、デスクとトイレ間の数歩しか歩かない日なんてザラです。

運動不足は消費カロリーが少ないことによる体重増加はもちろん、筋肉・関節の硬直による痛み・不快感、血液のドロドロ化による病気発症リスク増加につながります。

一言で言えば、何もいいことがありません。

キックボクシングはその悩みを一挙に解決してくれます。

キックボクシングのデメリット

ここまでキックボクシングの良いことばかり書いてきましたが、デメリットもあります。

ケガのリスク

運動をするのでケガのリスクをゼロにすることはできません。

特にキックボクシングは競技の性質上、肉体一つで物理的に殴る蹴るをするので体に傷を負いやすいです。

手はグローブをするのでそこまでではありませんが、足は顕著に傷を負います…。

特に始めた頃は体が衝撃に慣れていないため、足が傷だらけになります。

まぁ、内出血&打撲なので自然に治癒はするんですけどね。

会員費がかかる

ジムに通う限り、一定の会員費がかかります。

ジムに依りますが、私の通うジムは1万円で平日通い放題です。

高いと思うかもしれませんが、普通の筋トレジムだって8000円はしますし、パーソナルレッスンを頼んだらもっとかかります。

キックボクシングジムはトレーナーが必ず常駐しており、いくらでも指導をしてもらえるので費用対効果は抜群に大きいと思います。

通い放題ならなおのこと。

大きい筋肉が失われる

ボディビルダーのような大きな筋肉を失います。

つまり、キックボクシングでゴリゴリマッチョになることはできません。細マッチョになります。

これは有酸素運動により筋肉が落ちてしまうからですね。

ただ、ランニングは有酸素運動なのに対して、キックボクシングは有酸素・無酸素運動の組み合わせなのでまだ筋肉消費は少ないと言えます。

ネイルができない

パンチした時にケガをするため、ネイルをしたり、爪を伸ばすことができません。

爪が長い状態でパンチすると突き指したり、爪が割れたり、相手にケガを負わせることになります。

オシャレ好きな女性は我慢が必要になるかもしれません。

最後に

キックボクシングは、ダイエットに非常に効果的な運動だとお分かりいただけたと思います。

ダイエットだけでなく、付随して様々な効果も得ることができていいことだらけ!

キックボクシングをやろうか迷っている方の始めるきっかけになったら嬉しいです。

別の記事でキックボクシングを続けるための秘訣も解説しようと思います。

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