【腰のヘルニア手術体験記】退院後の経過。後遺症(足の痺れ)、再発

この記事は約4分で読めます。
記事内の外部リンクには、アフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しているものがあります

腰椎椎間板ヘルニアの手術体験記です。

腰のヘルニアの痛みで苦しんでいらっしゃる方は、手術して綺麗さっぱり痛みとおさらばして、前みたいに気兼ねなく生活、運動がしたいと思っているはず。

だけど、手術して本当に治るのか気になるところ。

今回はヘルニアの手術をしてから退院後の経過を紹介します。

手術から退院するまでの詳細はこちらの記事に書いています。

退院後3日目

足の痺れは依然残っている状態です。

入院中と変わったことは就寝前、起床時にしっかり柔軟をして

筋肉や神経を伸ばさないと、翌朝に足の可動域が極端に小さくなり、歩けなくなります。

柔軟はかなり痛みを伴うので毎日憂鬱で仕方がないです…。

退院後は医療用のオーダーメイドコルセットをして過ごします。

腰の筋肉が落ちていること、ヘルニアを除去してゆるゆるな腰を固定するためです。

前傾姿勢がしづらいなどありますが、仕方がない。

医療用コルセット

退院後18日目

足の痺れが強くなってきました。

じっとしているとそこまで気になりませんが、歩き始めると右ふくらはぎに強烈な痺れがでます。

日にもよりますが、薬がないと歩けないほどの痺れです。

さらに悪いことに前はなかった足の裏にも痺れが出るようになりました。

一方で良いことも。

就寝前、起床時の柔軟をしなくても足の可動域が狭くならないようになった…!

柔軟はかなり痛みを堪えながら伸ばしていたのでかなり嬉しい…。

退院後32日目

足の痺れが急に取れました…!

正直、一向に痺れが取れずで何度も手術失敗、後遺症という言葉が頭をめぐっていたのでめちゃくちゃ嬉しかった。

鎮痛剤がなくても歩けるようになりました。薬漬け卒業です。

痺れは取れたといってもゼロではなく、多少はあります。

それでも殆どわからない程度で歩行も問題なくできるし、軽く走ったりもできます。

日によっては腰が痛い日もありますが、薬も飲まなくても全然大丈夫。

主治医からはコルセットの装着はもう不要と言われました。

コルセットに頼りすぎると腰回りの筋肉がなくなってしまう・鍛えられなくなります。

ただし、長距離を歩く場合はつけること推奨とのこと。

退院後42日目

相変わらず痺れはほぼなく、とても良い状態。

通勤程度では特に不憫を感じず、週末は一人で歩き回れるようになりました。

この状態になると沢山歩いて腰回りの筋肉をつけたり、足の筋肉を伸ばしたりするのがよさそうです。

ただし、器具を使って筋トレは禁止。

手術で術部は緩くなっているので無理をすると同じ個所が再発することが多いそうです。

動きたい気持ちを抑えて少しずつリハビリをしていきます。

退院後2年

痺れが強くなりました。

原因はマシントレーニング

そろそろ大丈夫かなぁと思いやってみましたが、ダメでした。

筋トレは正しいフォームでやれば大丈夫といいますが、

追い込む時に鍛えたい部分以外を使ってしまい、結果的に腰が痛くなりました。

私はこの時点でマシントレーニングを一生やらないと誓いました。

一生自重トレーニングでいいです。

痺れはしばらく安静にしていたら徐々に取れてきて3週間もすれば元に戻りました。

退院後4年

ヘルニアを再発しました。しかも同じ場所。

マジか~となりましたね。

原因は人をダメにするクッション。人どころか腰もダメにするクッションです。

人(腰も)ダメにするクッション

座ると腰が前屈方向に倒れる状態になり、腰に負荷がかかり、ヘルニアが飛び出ようとします。

そして立ち上がる時に足に力が入らないので腰に力が入り、さらに負荷がかかります。

そしてヘルニアになりました。

再発してからはまた地獄の始まりで足は痺れるわ、腰は痛くて動けないわで満身創痍。

手術するほどひどい状態ではなかったので病院や鍼治療に通い半年かけて治しました。

退院後4年6か月

ヘルニアを再発するも鍼治療のおかげで腰の調子は順調。

足の痺れは依然残ったままですが、後遺症だと思ってあきらめています。

とはいえ痺れが原因で運動ができない、日常生活に不憫が生じるといったことはありません。

この時点で16kgを担いで10時間登山なんてこともできていますし、今ではキックボクシングもできています。
※さすがに16kg担ぐときはスポーツ用コルセット装着しています

最後に

高いお金を出して手術したのに痺れが全然取れない…。

後遺症なのでは?と心配な人もいると思いますが、しっかりリハビリ(ストレッチや歩行訓練)を続けていれば、自然治癒で段々よくなります。

心が折れそうになることもあると思いますが、頑張って自由な体を取り戻しましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました