【雑記】人はなぜ働くのか?お金に価値はあるのか?人生に後悔はない?

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あなたは何のために働いていますか?

この質問に自信をもって答えられる人っているのかな?

家族。

お金。

趣味。

ぱっとでそうなところだとこんなかな。

ではもう一つ質問。

あなたは明日死にます、人生に後悔はありませんか?

なんだか哲学的っぽいけど。

ただ、ちょっと考える機会があったので記録に好き勝手書いていこうと思います。

今の仕事は好きかい?

沖縄のある民宿に泊まった時の出来事。

私以外にクールなイタリア人のカップルが宿泊していて、拙い英語で何気なく会話をした。

イタリア人「仕事は何をしているの?(What do you do ?)」

私「システムエンジニアだよ(System Engineer)」

イタリア人「そうなんだ、楽しい?(That’s good. Do you like it ?)」

私「…楽しいよ」

イタリア人「いいね」

本当に何気ないし、特別奇抜な質問でもない、初対面の相手であれば、普通にするであろう質問。

だけど、私は即答できなかった。

質問された瞬間は、

仕事が楽しい…?わけがない、お金が欲しくてやっているだけ、なんでそんな当たり前のこと聞くのか。

そう思ったけど、

会話のテンポってやつもあるし、とりあえず「楽しい」て回答した。

でもイタリア人は「楽しい?」と聞いてきたのである。

仕事 = 楽しくない という当たり前の考えはイタリアにはないのか。

もし私が「楽しくない」と答えていたら、なんて返ってきたのか。

「じゃあ、なんでその仕事しているの?」と聞かれていたんじゃないかと思った。

本題に全然関係ないけど、イタリア人の発音めちゃくちゃ聞き取りづらいネ。

お金ってそんなに重要?

これまでの会社員人生は、常に法律限界ラインぎりぎりで長時間働いてきて文字通り忙殺の日々だったし、これからもずっとそうなのだろうとも思っていた。

それがいつの間にか心を壊して働けない体になっていた。

そんな状態で後でクールなイタリア人の質問をふと思い出した時には自然と涙がでた。

心を壊してまで働いているのはなんでだろう。

「お金」って思ってたけど、お金にそんな価値があるのか?

そりゃ、沢山あれば、大好きな旅行に沢山行ける、美味しいものを食べられるし、

あったほうがいいに決まっている。

だけど、平日は早朝から深夜まで働き、週末も働き、いざ休暇を取ろうものなら文句を言われる。

そして体を壊し、給料もなくなり、旅行もいけなくなる。

え?

本末転倒というかなんというか、虚しくなったよね。

お金のために働くのは愚か!って言いたいわけじゃないよ。

稼いだお金を何に使うのかをきちんと考えたほうがいいんじゃないかてこと。

夢のマイホームを建てて自分の城を築きたい、毎日美味しいものを食べたい、キャバクラ三昧!

なんでもいいんです。

それがわかれば、それに向かって仕事頑張ろうって活力になるし、逆に必要以上に頑張りすぎて体を壊すこともなくなるだろうし。

もし、私のように忙殺の日々を送っている人がいたら、一度立ち止まって考えてみてください。

絶対に3億円宝くじ当たったら何に使う?て聞かれて、「貯金」なんて答える人にはならないで…!

Have a dream !!!

日本人はやりたいことがない?

私「年末年始は何か予定あるの?」

同僚「何もないんだよね、特にやりたいこともないし」

私はこれを聞いてドン引きしたし、驚きを隠せなかった。

休日=仕事以外の全時間 でやることがないって、なんのために働いているの?

って。

でもよくよく考えたらこれって日本の教育の賜物と呼ぶべきか、弊害と呼ぶべきか、だと思うんだよね。

思い返せば、今までの学生生活で将来何をしたいか、何のために働くのか、何に幸せを感じるのか、そういったことを考える機会を与えられたことがなかった。

とりあえず勉強していい学校に行け、いい会社に入れ、やりたいことができた時に学力がなかったら手遅れだぞ。

そう言われて育った。

その通り生きてきて、やりたいことなんてないまま社会に放り出されて忙殺されていたら、三十路。

何してたんだか。

やりたいことを抱かせず、ただ社会の歯車を養成する日本教育の賜物ですわ。

これに三十路で気づけたことがラッキーだった、と思うことにする。

人生に後悔はありませんか?

ここまで色々書いてきたけど、

冒頭で書いたこの質問に答えるとすれば、Yes。

仕事で社畜忙殺大魔神を何年も続けてきて挙句、体を壊して働けなくなったわけだが、

仕事を理由に好きな旅行が全然できなかったとかはないし(もめはしたけど)、やりたいと思ったことは挑戦してきたと思っている。

だけど、体を壊して考える時間ができた今は、もっと気楽に(コスパ良く)生きる道もあるんじゃないかと思ってる。

まだ、この先どうするかは細かく考えられたわけじゃないけど、

これからも悔いのない人生を送れるように行動していきたいものですネ。


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