竹富島はやることがない?そんなことはありません!
ただ観光スポットを巡るだけではもったいないです。竹富島の最大の魅力は、島時間を過ごすことです。
この記事では、竹富島の島時間を最大限楽しむ方法をご紹介します!
竹富島ののんびり島時間を120%楽しむために絶対に必要なこと
本編に入る前に竹富島ののんびり島時間をを120%楽しむためにこれだけは譲れないポイントをご紹介します。
理由は後程….。
- 最低でも1泊はしよう!
- 宿泊先は民宿にしよう!
竹富島ののんびり島時間を楽しむ方法
ここからは竹富島ののんびり島時間を楽しむ方法をご紹介します。
ビーチで本を読む
離島と言えば、海! 沖縄の海と言えば鮮やかな青色!
この青い海を眺めながらさざ波の音を聞き、海風を感じながら読書をする自分を想像してみてください。最高じゃないですか?…日常のストレスや仕事で疲弊した精神も癒されるというものです。
旅行に来たのだからもっとアクティブに動き回りたい気持ちもわかりますが、普段は忙しくて中々時間が取れずに積読されている本を最高の環境で読むというのはいかがでしょうか?

ビーチで寝る
ビーチで寝る…字面だけでも幸せになりますね。
先ほどは本を読んで知能を使いましたが、今度は思考すら停止しましょう。
五感を使ってさざ波、風、木々が揺れる音を聞きながら砂の暖かさを感じて寝る、それだけです。天国です。
ただ、ここで一つ絶対に守ってもらいたいことがあります。それは…
沖縄の日差しは本当に強いので絶対に肌を露出した状態で寝てはいけません。
私の体感では30分もあれば黒くなり、1時間もすれば大ヤケドです。私の場合は、日焼けしたい人間なので日焼けオイルを首から下に塗り、顔は日焼け止めを塗ります。
それでも顔には必ずタオルを被せて寝るくらい日差しが強いです。
過去に沖縄の離島のビーチで日焼け止めなし&顔タオルなしで3時間寝たことがありますが、
翌日の朝は顔がパンパンに腫れて体中もヒリヒリしてまともに動くことも食べることもできませんでした。
皆さんにはこんなアホな思いをして欲しくないので絶対に日焼け対策は行ってください。
海に入る
竹富島の海は暖かくて入ると非常に気持ちがいいです。
竹富島のコンドイビーチは遠浅なのでず~っと先まで行っても水深が浅く、水上散歩ができちゃいます。それこそ周りをぐる~と見渡すと「海しかない!」といった状況にもなれます。

ただし、潮の満ち引きには気を付けてくださいね。
干潮時の水深が浅くなった状態で遠くまで行くと帰る頃にはだいぶ深くなっている…なんて状況になりかねません。周りの水深が上がってくるって結構怖いです…。
一番遠浅を楽しむためには干潮時刻の1時間くらい前に海に入ることをおすすめします。
万が一の時も干→満潮時は潮の流れに乗って泳げば最小限の体力で陸に辿り着けます。
猫と戯れる
竹富島のコンドイビーチには猫ちゃんが沢山います。
野生の猫だと思いますが小屋もあるし、島のおばあちゃんが餌をやりに来るので島民みんなで飼っているのかもしれません。
人に餌付けしてもらってるとは言え、あまり向こうからこっちには寄ってきません。だからといって餌をあげたりしないでくださいね!

裏技というか私の経験ですが猫ちゃんの小屋近辺にあるベンチに座って読書していると、机に乗ってきたり、横に座ってきます。
ただ、この状況になると周りの女子達からすごい羨ましい目線を向けられるので読書には集中できなくなります。
挙句の果てには、「触ってもいいですか?」と聞かれます。私の猫じゃないのに。
あと、リラックスしすぎたのか一匹の猫ちゃんが私のリュックサックの上でおしっこし始めてしまい、さすがにこの時は「えっ?えっ?!ちょっとまって!」てなりました。
猫ちゃんがバッグの上で寝始めたら要注意です。笑
お洒落なお店でのんびりする
外は暑すぎて無理だー!という場合は、オシャレなカフェでのんびりとコーヒーでもいかが?
ということで私がよくいくお店はちろりん村というお店です。店内はバー&カフェのような見た目でとにかくお洒落♪
ちょっとお値段は高めですが、美味しいですよー。
島民や旅行客とゆんたくする
八重山諸島に来たら絶対に外せないのがゆんたくです。
※宿泊した時のみしか体験できません!
八重山では夜になるとみんなでお酒を飲みかわしながらおしゃべりする文化があり、ゆんたくなんて呼ばれています。ゆんたくは沖縄の方言でおしゃべりを意味する言葉なので正確には違うんですけどね。
これが本当に楽しいです。
全国各地から来た旅行客や宿の人からいろいろな経験や話を聞けるので毎日でも飽きません。
ゆんたくを楽しみたい方はゲストハウスではなく、民宿をおすすめします。
ゲストハウスでも交流はありますが、島の人と話ができないのでちょっともったいないです。
ゆんたくと言っても飲み会のように準備して開催されるものではなく、あくまでも”おしゃべり”ですので島民の方と話をしていたら人が集まってきてわいわいするという感じです。なのでお酒が飲めなくても大丈夫です。
なので実際に行ってみて「あれ、ゆんたくないのかな?」とならずに、自分から他の宿泊客に声をかけたりしましょう。
自分からはちょっとハードル高いかな…という場合は、宿の共同スペースでごろごろしていれば、常連さんが声をかけてくれます。
外出中に始まってしまっていた…!なんて時は自分から「ご一緒してもいいですか?」と声をかけましょう。断られることはまずありません。
島の夜を感じる
夜になったらお散歩に出かけましょう。海に行ってもよし、集落内を散歩するもよし。
※宿泊した時のみしか体験できません!
島の夜は驚くほど静かで昼間とは全然雰囲気が変わりますし、ビーチはもうあなただけのプライベートビーチです。夜の海はちょっと怖いですが…。
空を見上げて星空観賞もおすすめです。
ハブが出歩いているかもしれないのでヤブや石垣には近づかないようにしてくださいね!
暗くなってから歩き回るのが怖い場合は、フェリーの最終便の後に散歩するのがおすすめ。観光客が居なくなって驚くほど静かな時間を体験できますよ!
日の出・日の入りを見る
竹富島は東と西にビーチがあるので朝陽と夕陽の両方見ることができます。
※宿泊した時のみしか体験できません!
日の出はアイヤル浜で見ることができます。
アイヤル浜への道のりは舗装されていない&草が生えており、日の出前はちょっとスリリングなので気を付けてくださいね。
あとは5時前に起きるのみです(これが難しい)。
この時間に起きてアイヤル浜に行く人はそうそういないので朝陽は独り占めです。いたとしても星野リゾートのお客さんくらいです。

日の入りは西桟橋で見ることができます。
遠浅で波が穏やかなので水面に移る太陽が美しく、神々しいです。
ただ、西桟橋は結構混むので貸し切りとはいかないのがちょっと残念。
どうしても一番前で見たいという方は日の入り1時間以上前には桟橋の先っちょに座って陣取りましょう。
日の出、日の入り共に一見の価値があるので是非いってみてください。

未踏の地を開拓する(上級者向け)
ここからは上級者以上の方向けです。
未踏の地を開拓していきます。
※絶対に無理をしないでください。島の人に迷惑をかけます。
ここまでコンドイビーチなど紹介してきましたが、GoogleMapを見るとまだ行ってない場所がありますよね?
例)写真の赤枠付近
ここらに行きます。

この辺りは観光客がまず来ないので島民しか知らないエリアです。
何か新しい発見や自分だけのマル秘スポットを見つけられるかもしれません。
海沿いなのでビーチをひたすら歩けばだいたい行けると思いますが、ヒト気がなくなってくるので途中で不安になってきます。
あと、行く時には道があったのに帰りには潮が満ちて道がないということもあります。
これは流石に焦りました。
また、時には水に漬かった岩場を移動することもあるので、必ずマリンシューズなどを履いて岩場で足を怪我しないように気を付けましょう。

私はビーサンで膝の高さくらいの水深の岩場を歩いていた時に、何かに足を思いっきり噛みつかれた経験があります。しかも陸から50mは離れている場所。
私はその日、竹富島ゆがふ館で猛毒生物の知識を得たばかりだったので異常なまでの恐怖心に襲われ、必死に噛みつかれた部位の血を吸って吐いてを繰り返しました。
その後は体中に毒が回って死ぬ恐怖感に襲われながら、飛びそうな意識をどうにか保ちつつ30分歩いて宿に帰りました。
後で冷静に考えれば、30分経っても死ななかったので毒はなかったのだと思います。
(飛びそうだった意識は多分気のせい)
私の場合、結果的に何事もありませんでしたが、このようにちょっと危険な遊びなので、無理をして島の人に絶対に迷惑をかけたりしないようにしてくださいね。
もずく・アーサを収穫する(超上級者向け)
最後にご紹介するのがもずく収穫です。
先に言っておくと、ヒト気がない・水深が深い所にいく&収穫が違法かもしれないので個人で行うことはやめましょう。
私の場合は宿の人と常連さんに、もずくを獲りにいくから一緒に来ないかと誘われたので偶然行けましたが、3月一週目あたりがもずく解禁の時期なのでこの時期に行ったらもずく獲りに参戦できるかもしれません。

ちなみに私が行った時は女性陣がアーサ、男性陣が海に入ってもずく獲りという陣形でした。
3月だったので水着なんて持っているわけもなく、Tシャツ一枚&ステテコのまま入水して寒すぎてめちゃくちゃ震えていました。笑
軽トラの荷台に乗って移動したりといい思い出です。

まとめ
竹富島は石垣島から一番近い島でありながら、のんびり島時間を満喫できる貴重な島です。
日帰りでものんびりできますが、ぜひ宿泊してのんびり島時間を満喫してくださいね!
コメント