ある日、キッチンに置いていたマットをどけると、なんと床が真っ黒になっていた!
ザラザラするし、滑り止めの跡がついてしまったみたい。
水拭きしても、洗剤で拭いても取れない…。
賃貸で退去時にクリーニング代がっぽり取られたらどうしよう…。
ということで今回はこの厄介な滑り止め跡をどのご家庭にもあるものだけで、簡単に取る方法をご紹介。
↓こんな感じで綺麗さっぱり取れちゃいます!↓
<Before>
<After>
注意事項
今回滑り止め跡を取った床材はクッションフロアです。
フローリング材でも大丈夫だと思いますが、実施の際は自己責任でお願いします。m(__)m
用意するもの
用意するものはこれだけ!
・タオル
・洗剤
(・※使い捨て手袋)
※手が汚れたくない場合
特殊な洗剤なんて必要ありません!
油
普段調理に使用している調理用油でOK!
私はその辺のスーパーに売っているサラダ油を使用しました。
タオル
不要なタオルを3枚用意しましょう。
汚れをこする用、油をふき取る用、洗剤をふき取る用。
雑巾やハンドタオルで代用してもOK。
ただし、汚れをこする用のタオルはガーゼのようにツルツルしたものより、写真のように表面がザラザラしている方がいいです。
洗剤
油分を取れればいいので、家にある家庭用の洗剤でOK。
食器用洗剤、石鹸、ウタマロ…etc
洗剤が嫌な場合、重曹やアルコールだと油が濃すぎて取り切るのが大変かも。
使い捨て手袋
手が油で汚れたくない人は使い捨て手袋を用意しましょう。
大体ついていると思いますが、耐油性のものを準備してください。
滑り止め跡を落とす方法
必要なものを揃えたら、早速滑り止め跡を取っていきましょう!
埃や塵ゴミを取り除く
滑り止め跡の上にある埃や塵ゴミを掃除機でぱぱっと取り除いちゃってください。
もし、滑り止めのゴムに引っかかってていても無理して取り除かなくてもOKです。
油を塗る
滑り止めの上に油を垂らし、全体に馴染むように塗り広げていきましょう。
ハケやヘラで塗り伸ばしてもいいですが、範囲が広いと面倒なので手のひらで塗り伸ばすのをおすすめします。
油が滑り止めを溶かすのを待つ
油を塗り終えたら5分ほど放置しましょう。
油が滑り止めのゴムと化学反応して溶かしてくれます。
あまり放置すると空気中に油が溶けて2次被害になるので気を付けてください。
タオルで滑り止め跡をこする
汚れをこする用のタオルで油もろとも滑り止め跡をごしごしこすりましょう。
気持ちいいくらい頑固な滑り止め跡が取れていきます!
こんな感じで手のひらをタオルに乗せて体重をかけながらこするとスルスルと簡単に取れて行きます。(手黒っ。)
油をふき取る
一通り油の跡をこすり終えたら、あとは油分を除去するだけ!
床に洗剤を吹きかけ、油ふき取り用のタオルで全体をふき取っていきます。
この時、こすった範囲よりも少し広範囲にふき取りを行い、拭き残しがないように気を付けましょう。
洗剤をふき取る
最後に洗剤をふき取る用の濡れタオルでしっかり洗剤をふき取ります。
サラダ油はもちろん、洗剤(界面活性剤)は油分を含んでおり、油分はカビや雑菌のエサになるので最低2回、できれば3回くらいは繰り返し拭きましょう。
↓の本に書いてありました。
床を眺める
綺麗になった床を眺め、「やってやったぜ…」と達成感を味わいましょう。
ちなみに私は半分で疲れて2日間に分けて行ったため、1日目は「疲れた…まだ半分か…」となっていました。
やってはいけないこと
私がやって失敗したことを書いておきます。
皆さんはやらないように気を付けて!
メラミンスポンジでこする
メラミンスポンジは削ることで汚れを落とす道具なので、こすると床を傷つけます。
ワックスが剥がれたり、板材自体が痛んだりするのでメラミンスポンジは絶対に使わないようにしてください。
ちょっとわかりづらいけど、こんな感じでワックスが禿げます。
油を塗ったまま長い時間放置
油を長い時間放置すると空気中に拡散し二次被害につながるのは先述した通りです。
もう一つ油を放置しすぎると厄介な理由は、見えずらいからです。
油が見えづらいので家族が知らぬうちに油の上を歩き、滑ってケガをしかねません。
塗った後は門番の様にその場を離れず、じっと待ちましょう。
最後に
今回はマットの滑り止め跡を取る方法を紹介しました。
家にあるものだけで簡単に、すぐに実践できるので是非やってみてくださいね。
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