コバエの発生源がわからない?意外な場所と見つけ方のコツを徹底解説!

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「なんでまだコバエが出るの!?」

毎年、夏になるとどこからともなく現れるコバエ。
徹底的に掃除したつもりでも、数日後にはまたフワフワと飛んでいる…。

そんな経験、ありませんか?

この記事では、コバエの発生源が特定できない人向けに、「意外な発生源」や「見つけ方」、

そして「コバエ駆除のために本当にやるべき3つのこと」を徹底的に解説します。

「なんとなく試してはいるけど、全然効果がない…」そんな人にこそ読んでほしい内容です。

コバエを完全に駆除するためにやるべき3つのこと

コバエ対策は、「見えた成虫を退治する」だけでは不十分です。根本から絶やすためには、次の3つのステップが欠かせません。

  1. 発生源(卵がある場所)を見つける
  2. 餌になる汚れ・ゴミを除去する
  3. 成虫を確実に処分する

この中で最も重要かつ難しいのが「ステップ2の餌にになる汚れの除去」です。

「掃除してもまだ出る」「ゴミも毎日捨ててるのに…」という場合、見落としている意外な場所が必ず存在します。

コバエの発生源を一掃せよ!

ここで言う発生源とは、コバエが卵を産んでいる場所です。
外から入ってくるコバエはどうしようもないので、一旦無視しましょう。

コバエの卵は、見た目は白ゴマにそっくりで、ゴマより少し大きいです。

参考:コバエの卵の写真

コバエが卵を産みそうな場所を片っ端から確認し、卵を見つけ次第、潰すかまとめて熱湯をかけましょう。こうすることで、コバエが倍倍に増殖するのを防ぐことができます。

コバエがよく卵を産んでいる場所をリストアップしたので、懐中電灯を片手に一つ一つ確認してみてください。
産卵場が集中している場合、近辺にコバエがよく飛んでいるのでヒントにもなります。

チェック場所見落としポイント
キッチンの排水溝、蓋の裏ヌメりがコバエの産卵スポットに
コンロ周り油跳ね+食材カスが餌に
床(特にキッチン下)見えない油・食材のカスが溜まってることも
冷蔵庫の下や裏ホコリと水分が混じると最高の発生源に
資源ごみのゴミ箱空き缶・空き瓶に残った汁や液体が残っていることも
生ゴミのゴミ箱、隙間蓋付きでも中がヌメっていたら危険、蓋の裏やゴミ箱の周りも要注意
野菜置き場(常温)玉ねぎやじゃがいもの腐敗にコバエが集まる
調味料入れ垂れた油や調味料が発生源に

「うちは生ゴミすぐに捨ててるし大丈夫!」と思っていても、冷蔵庫の下の汚れ使いかけの調味料入れが盲点になることがよくあります。

コバエの餌場を一掃せよ!

発生源を特定し、卵を可能な限り除去したら次に餌場を徹底的に除去しましょう。

餌場さえなくなれば、外からコバエが入ってきても増殖しないので多少残っていても気にすることはありません。

コバエが好むのは、湿気やアルコール、油です。これらをヒントに餌場を見つけていきます。
一つ一つ解説するので、順番にそして確実に除去していきましょう。

※星★の数が多いほど要注意!

キッチンの排水溝・三角コーナー(★★★★★)

キッチンの排水溝・三角コーナーは、コバエにとってオアシスとも言える絶好の餌場です。

生ごみを排水溝や三角コーナーに放置せず、毎回必ず生ごみ箱に捨てましょう。1日でも放置したら餌となり、卵を産み付けられます。

生ごみを捨てた後は、排水溝、三角コーナーの油汚れを洗剤でしっかり洗い流します。排水溝の蓋の裏も忘れずに。

「毎日掃除するのは面倒過ぎるんだけど?」

という方は、2,3日に一度でも問題ありませんが、必ず密閉できる蓋をしましょう。

我が家の場合は、以下のルーティンで対応することで排水溝のコバエ発生を抑止しています。

  1. 調理中…生ごみを排水溝にため込む
  2. 調理後(ゴミの日前日)…生ごみを排水溝から生ごみ箱に捨てる(ネットごと)、掃除する
  3. 調理後(ゴミの日前日以外)…生ごみを排水溝から生ごみ箱に捨てる(ネットは付けたまま)
  4. 調理時間外…排水溝に密閉できる蓋をする

少々面倒に思えるかもですが、ルーティン化すれば、慣れます。

ちなみに我が家では排水溝の密閉は、シリコン製の蓋を使用しています。置くだけで密閉できるし、平らなので洗うのも簡単。そしてコバエの侵入防止だけでなく、水を貯めたりできるので何かと便利に使っています。

キッチンシンク(★★★★)

キッチンシンクは、見た目が綺麗でも油などの見えない汚れが付着しています。これらの汚れがコバエの餌になります。

数日に一度でいいので食器用洗剤や重曹を使って磨きましょう。

生ごみのゴミ箱(★★★★)

生ごみのゴミ箱は、排水溝と同じく絶好の餌場です。

「蓋がついているから問題ないよ」と油断禁物。ゴミ箱によっては蓋と本体の僅かな隙間からコバエが侵入してしまいます。

我が家では様々なタイプのゴミ箱を試した結果、行きついたのがこのタイプのゴミ箱です。

袋をゴミ箱からはみ出すように設置することで、蓋と本体の隙間が完全になくなり、コバエの侵入を防止できます。

似たようなゴミ箱でも大丈夫ですが、蓋が軽いとちゃんと閉まらずに隙間ができるので、蓋ができるだけ重そうなものをおすすめします。

資源ごみのゴミ箱(★★★★)

アルコールやジュースは、コバエの餌になります。

お酒の空き缶やジュースを捨てる際は、2,3回ゆすいでから捨てるようにしましょう。また、ゴミ袋を再利用している場合、毎回交換するか洗って使うようにしてください。

コンロ周り(★★★)

コンロ周りに飛び散っている油や食材がコバエの餌になります。

半月に1度程度で良いので掃除しましょう。油汚れはセスキやアルカリ電解水で簡単に落とせます。食材はキッチンペーパーなどで回収しましょう。

とはいえ、普段から火気を使う部分だからなのか、あまりコバエが寄り付かない印象です。

調味料入れ(★★★)

調味料入れの中で垂れた油や調味料がコバエの餌になります。

戸棚にしまっている場合、寄り付きにくい印象ですが、コンロ周りと同じように定期的にセスキやアルカリ電解水で綺麗にしておきましょう。

床(★★)

調理をすると思った以上にキッチンの床が油で汚れていることがあります。

2週間に一度程度で良いので、セスキやアルカリ電解水で拭き、キッチンマットがある場合は洗濯しましょう。

冷蔵庫周り(★★)

冷蔵庫周り、特に冷蔵庫の下は埃や湿気が溜まりやすく、コバエの餌になる場合があります。

数年掃除してないという方は、クイックルワイパーなどを突っ込み綺麗にしましょう。

我が家ではクイックルワイパーのハンディモップで掃除しています。(意外と冷蔵庫の下に突っ込めます。)

野菜置き場(★)

じゃがいもや玉ねぎなど、常温保管している野菜があれば、古くなっているものがないか確認してみて下さい。

かなりの時間放置していなければ問題ありませんが、放置しすぎると腐ってコバエが集ることがあります。

昇降デスク周り(★★★★)

昇降デスクが家にある方は、足元を確認してみてください。機械油が垂れていませんか?意外なことにこの油がコバエの餌になります。特に油だまりができていたら要注意。

我が家では今年も例外なくコバエが発生し、発生源を必死に探すも見つからず…。諦めかけていた所で見つけたのが昇降デスクでした。

足元に垂れてできた潤滑油だまりをよく見ると何匹ものコバエが死んでいました…(‘Д’)

この油を掃除することでどうにも減らなかったコバエが数日のうちに消滅し、我が家にも平和が訪れたのでした。

コバエの成虫を一掃せよ!

発生源、餌場を一掃したら、最後の仕事は成虫の一掃です。

ここまで来たら放置しておけば、そのうちコバエは消滅しますが、鬱陶しいので駆除しましょう。

楽で確実な方法は、押すだけベープを使うことです。

コバエホイホイや自作できるめんつゆトラップなどもありますが、下手すると餌場にもなりうるのでおススメできません。そしてまるで取れない。

また、焼けになって殺虫剤をぶちまけるのもやめましょう。人間が吸うと数時間呼吸が苦しくなります。(実体験)

押すだけベープは、文字通り、プッシュしておけば、勝手に消滅します。(よく見ると床にコバエが落ちています。)

ただし、卵には効果がないので2,3日の間は、プッシュし続けるようにしましょう。取り切れずに後から孵化するコバエ対策です。

まとめ:コバエ対策は“見えない場所”との戦い

コバエは本当にしつこく、繁殖力が高い生き物です。一つ一つ確実に発生源と餌場を潰していくことが最短でコバエを一掃する近道になります。

家を綺麗に掃除し、コバエもいなくなる、一石二鳥でスッキリしましょう!

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