ネパールに行ってみたい!
でも調べると発展途上国ということもあり、水が飲めないなど色々な心配が…。
この記事では、実際にネパールに行って得た情報を元に
観光に行く前に知っておくべきことをQ&A形式で紹介します!
インフラ編
ここではネパールのインフラに関するQ&Aをまとめました。
ネパールの治安は安全?
基本的には安全と考えて大丈夫です。
ただし、置引きやスリなどの軽犯罪はあるので十分注意しましょう。
昼間は大通り、小道問わず、特に危険は感じませんでした。(基本的に人が多いので)
一方で夜21時過ぎたあたりから繁華街・人の雰囲気が変わったので、夜遅くにあまりフラフラ出歩かない方がいいと思います。
特に女性単独行動は全く見なかったので避けるのが吉。
ネパールの人は優しいってホント?
ホントです。
空港や街中で困っていると、声をかけて来て助けてくれることが多いです。
最初は、お金を要求されるんじゃないかと心配していましたが、一度もありませんでした。
まぁ、もしかしたら貰えるかも、という思惑があるかもですが…。
ネパールの道路はでこぼこ?
基本的に中心部の道路は舗装されていますが、エリアによっては工事しており、でこぼこです。
日本では工事中の道は封鎖されて通れないのが一般的ですが、ネパールでは普通に通れます。
これは車道に限らず、歩道も同じで登山道よりもでこぼことか普通です。
サンダルだと確実にケガをするので注意。
万が一ケガしたら何に感染するかわかりません…。
ネパールの交通手段は?
ネパールの交通手段は、徒歩、タクシー、バス、ミニバスです。電車はありません。
観光で行く場合は、徒歩、タクシーが基本的な足になると思います。
バスは手を挙げればどこからでも乗車できますが、めちゃくちゃに詰めこまれているので中々ハードルが高いです。スリもコワいし…。
ミニバスが正しい名称か不明ですが、地元の人は大きなバス以外にハイエースや軽トラなど様々なタイプのバス(?)に乗っています。
乗り方は不明ですが、4人定員の乗り物に10人くらい無理やり乗ってることが多いです。
降り方は「天井を叩く」らしいです笑

ネパールの電波状況は?
ポカラ、カトマンズ中心部ではどこでも電波が通じており、圏外はほぼなかったです。
ただ、電波自体はかなーり不安定で遅すぎてまともに繋がらないことが多々あります。
Web版のTwitterは重くてほぼ使い物にならなかったです。
ネパールにホームレスや野犬はいる?
ホームレスはいますが、沢山はいないです。
少なくとも見える範囲では、日本や韓国の方が沢山いる印象。
ですが、近くで立ち止まっていると体をべたべた触ってお金を要求してくるので要注意。
特にカトマンズ↔ポカラ間のバス停付近は観光客を狙って待ち構えています。
誰か近づいてきたらすぐにその場を離れましょう。
野犬はそこら中に沢山います。たぶん狂犬病ワクチンは打ってない。
こわっ!と思うのは当然ですが、彼らは皆とても穏やかで嚙むどころか全く吠えません。
常にスヤスヤ寝ています。
歩くときは誤って踏んづけないようにだけ注意しましょう。(もちろん触らないこと)

ネパールに信号はある?
あります。が、守るかは別の問題。
日本の感覚では信じられませんが、警察が見てなければ赤信号でも行きます。
まぁ、タイやベトナムもそうですが…。
横断歩道はないに等しい(青でも信号無視のバイクが突っ込んでくる)ので渡る時は要注意。
日本と違ってネパールでは、車両と人間は対等の存在なので青信号だからと無防備に渡れば、轢かれてTHE END。
タイ、ベトナム、ネパールで通用した極意を伝授しておきます。
1.スピードが出ている道路は渡らない(40km/hとか)
スピードが出ている場合、気づいても制動が間に合わない可能性が大なので避けましょう。
2.走らない
焦って走りたくなる気持ちはわかりますが、絶対に走らないこと。
車の間をすり抜けてきたバイクに轢かれます。ゆっくり歩いてバイクや車に「今から行くぞ!ブレーキの準備しておけよ!」とアピールしましょう。
3.車側に停まれアピールをする
渡りながら車の方向に手のひらを向けて「停まれ」アピールをしましょう。私はこれで車列を止めたら一緒に渡っていたネパール人に笑われました。
これさえ守れば、どこでも渡れます。
そして観光客だけでなく、現地人も着いてくるようになります。

ネパールのトイレ事情は?
ウォシュレットなし、トイレットペーパーなしが基本です。(桶タイプのウォシュレットはある)
和式・洋式比率は半々と言ったところ。
トイレットペーパーを忘れずに持ち歩きましょう。
あと、手洗い場に石鹸はまず置いてないので、アルコールティッシュや石鹸など常備しておくと便利です。
あと場所によってはトイレ使うのにお金がいるので現金を用意しておきましょう。

ホテル編
ここではネパールのホテルに関するQ&Aをまとめました。
ネパールのコンセント種類はなに?
ネパールのコンセントは「タイプB」「タイプC」です。
というのは教科書通りの回答で実のところ日本のプラグがそのまま使えます。
ネパールで7個前後のホテルに宿泊しましたが、変換プラグは一度も使わず。
ネパールのホテルは、同じ部屋の中でも場所によってコンセントタイプが統一されておらず、
酷いと上下で違うとかもありました。(なんでや)
また、ユニバーサルタイプのコンセントが大体一つはあるので日本のプラグがそのまま使えます。
最初は「いい加減な国だな」と思っていましたが、様々な国の電化製品を輸入して使っているからだと気づきました。(ごめんよ、ネパール)
ネパールは土足文化?
土足文化です。
サンダルや使い捨てのスリッパなどを用意しておくと快適です。
エアコンや冷蔵庫、シャワーはある?
中心部のホテルは基本的にエアコン、シャワーあり、冷蔵庫なしでした。
シャワーは「ホットシャワー」を謳っていてもせいぜい35,6度のぬるま湯が
ちょろちょろしか出ないのがザラです。超寒いです。ホットとは…。
あとシャワーの壁はまずないのでトイレはびちゃびちゃになります。
そのため、サンダルが大体置いてあります。
ちなみに風桶は当然ありません。

お金編
ここではネパールのお金に関するQ&Aをまとめました。
ネパールでクレジットカードは使える?
スーパー、コンビニ、観光客向けの飲食店で使えます。
その辺のローカル飲食店、お土産屋では使えないので、現金を用意しておきましょう。
クレジットカードだけで乗り切るのはまず不可能です。

ネパールでキャッシングはできる?
中心部であれば、至る所にATMがあるので困りません。
ただし、銀行によって手数料と一度に降ろせる金額が異なるので注意です。
私は40,000RSを手数料RS600程で降ろせるHimalayan Bankを重宝していました。
※実際は手数料かかっていないという噂もある
ちなみに両替所も至る所にあり、日本円も交換できそうでした。(お店の外に通貨ごとのレートが並んでいる)

ネパールにぼったくりはある?
残念ながらあります。
床屋、お土産屋、飲食店など価格表がない所は、まずぼったくられると思ってください。
タクシーはinDriveやPathaoアプリが普及しているおかげで意外と大丈夫です。
ぼったくりのお店に共通しているのは、事前に価格を聞いても「絶対に」答えないことです。
てきとうな理由をつけてサービスを先に提供して断れないようにし、法外な値段を支払わせるのが常套手段です。
法外と言ってもまだ日本の感覚では安いですが…。
値段を聞いても絶対に答えない店は利用しないようにしましょう。
ちなみに事前にサービスを提供できないお土産屋の場合は、値段を聞くと
こちらの顔を見たあと少し考えて「これくらいなら買うだろ」と言わんばかりの顔でその場で決めてきます。
お土産屋の場合は、同じものが至る所に売っているので即決せずに相見積もりしてから買いましょう。
食事編
ここではネパールの食事に関するQ&Aをまとめました。
ネパールの食べ物は食べても大丈夫?
火が通っているもの、生水を使っているもの以外は食べても大丈夫です。
具体的には、スープ、揚げ物、炒め物、パスタ、この辺は大丈夫です。
一方で生野菜、果物、氷が入った飲み物は避けるのが無難です。
ちなみにプレーンラッシーは氷なしなら大丈夫でした。
私たち夫婦は、気を抜いて最終日に感染性胃腸炎になり死にかけました。

ネパールの水道水は飲んでも大丈夫?
大丈夫じゃないです。飲まないでください。
ネパールの水道インフラは日本のように整っておらず、綺麗な水は流れていません。
一見、透明に見えても動物の糞尿が混じって、有害な細菌が潜んでいる恐れがあります。
ネパール人は「私たちは普段から飲んでいるから大丈夫」と言いますが、普段綺麗な水しか飲んでいない日本人は100%お腹を壊します。
どうしても飲みたい人は浄水器を使うか、最低限煮沸しましょう。
小さいお子さん連れの西欧人親子も必ず沸かして飲むと言っていました。

ネパールのウォーターサーバの水は飲んでも大丈夫?
大丈夫です。
私たちは、カトマンズの国内線空港、ポカラの国際線空港、ホテルのロビー等々に設置してあるウォーターサーバの水をそのまま飲みましたが、大丈夫でした。
ただし、稀にウォーターサーバの水が汚染されているらしいので、絶対にお腹を壊したくない人はミネラルウォーターを購入しましょう。
1Lの水がRS20~30ほどで買えます。

ネパールのお店で出る水は飲んでも大丈夫?
大丈夫じゃないです。飲まないでください。
ネパール人ガイドが
「私たちは普段から飲んでいるから問題ないけど、あなたたちが飲むとお腹壊すから飲まないでね。」
と言っていました。
お店やガイドによっては特有の親切心でコップに入った水を提供してくれますが、絶対に飲まないように。
西欧人のお兄さんが「この水はどこから?俺は絶対にボトルの水しか飲まないよ?」とガイドを叱っていました。(可哀そう)
どうしても飲みたい人は浄水器を使うか、最低限煮沸しましょう。
コンビニやスーパーで軽食は買える?
ないと考えた方がよいです。
日本や韓国みたいにパンやおにぎり、サンドイッチなどは売ってないです。
あるとしてもスニッカーズやビスケットといったお菓子程度です。
トレッキングする方は、日本からプロテインバーやナッツなど行動食を持ち込んでおくとよいと思います。

最後に
ざっくばらんにネパール旅行に行く前に知っておくべきことをまとめてみました!
皆さんの旅行が楽しいものになりますように!
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