【徹底解説】移動時間はどれくらい?VIPバスで行くポカラからカトマンズ乗車レビュー

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ポカラからカトマンズ間の移動手段の一つにツーリストバスがあります。

ツーリストバスと言っても、日本とは勝手が違うんでしょ?と心配になりますよね。

ネットでチケット予約できる?ちゃんと時間守る?トイレ行ける?ランチ食べられる?などなど。

この記事では実際に乗車して得た情報を元に写真を交えて徹底的に解説します!

ツーリストVIPバスの移動時間

ツーリストバスの移動時間は大体8~10時間と言われています。

都市部は、とにかく車が多く、常に渋滞しています。一方で、山道は頻繁に土砂崩れが頻発し、交通規制しています。

土砂崩れで片側一車線状態

そのため、移動時間にこれだけの幅があります。道路状況によっては12時間以上かかる場合もあるそうです。

参考に私が乗ったバスのタイムテーブルスケジュールを記載しておきます。

■ポカラからカトマンズ行きバスのタイムスケジュール
08:00            ポカラ出発
09:30~09:35 トイレ休憩①
11:45~12:25 ランチ休憩
14:20~14:25 トイレ休憩②
16:45              カトマンズ到着

ということで、日本のバスのようにまず定時運行とはいかないので、ツーリストバスを利用して移動をする日は、他の予定を入れないのが無難です。

ツーリストVIPバスのチケット料金と購入方法

ツーリストVIPバスのチケット料金は、1600NPRです。

購入方法は、店舗で直接購入とオンラインの二つあります。

現地で直接購入する方法

現地で直接購入する場合、直営店または代理店で購入します。

代理店はポカラの街中のツアー会社かホテルでバス会社指名で購入できます。

代理店の場合、レイクサイドにあるBreathe Napal Trekkingが評価高くておすすめです。

直営店の場合、Tourist Bus ParkにあるSWIFT HOLIDAYSの店舗で購入できます。
クレジットカードは使えませんでしたが、1500NPRで100NPR安かったです。

Tourist Bus Parkでは、チケットの客引きが声をかけてきますが、無視して一直線に店舗の中に入りましょう。マージン取られかねないので。

どっちで購入する場合も、窓口で日付と目的地(カトマンズ)を伝えれば、空き状況を調べてくれます。座席を選び、チケットにサインし、支払いをして終了です。

あとは発行されたチケットをもって、出発時刻の30分前に窓口に来たらOKです。

オンラインで購入する方法

オンラインで購入する場合、SWIFT HOLIDAYSの公式サイトから予約します。

公式サイトのトップ画面で発着地と日付を入力して検索します。

希望の時間、バスを選択します。
※この記事で紹介しているVIPバスは、SWIFT HOLIDAYSPREMIUM SOFA SEATです。

座席、乗車、降車場所を選択して、Continue Bookingをクリックします。
酔いやすい方は、前方~中央のシートがおすすめです。

乗車場所は、Tourist Bus Park、降車場所は、タメル地区に行く人はとりあえずBouddhaでOK。

乗客の情報を入力して、Proceed With Paymentをクリックします。

利用規約の日本語訳は以下の通りです。
手荷物料金は別とありますが、特に追加で取られたりはしませんでした。

■利用規約
・12時間前までキャンセル可、50%のキャンセル料がかかる。
・出発時刻の20分前までに乗車場所に居ること。
・自然災害による遅延は保障なし。
・手荷物料金は別。

右側の一覧から支払方法を選択します。
クレジットカードの人は、VISA/MASTERを選べばOK。

ツーリストVIPバスの設備

今回紹介するのはSWIFT HOLIDAYSのPREMIUM SOFA SEATです。
他の車両の場合は、設備も少しずつ異なると思いますのでご注意ください。

シート

シートは全席ソファ席になっており、感触はもふもふした感じ。
腰の背面は少し、沈み込みが大きいので腰痛持ちの人はちょっと痛いかも。

リクライニング機能がついていますが、非常に硬いので女性一人では倒せないかも。ただし、もともと少し角度があるので倒さなくても割と快適に過ごせます。

座席幅は広いのであまり隣との距離は気になりません。
一方で、前の座席との間隔は結構せまく、身長160cmちょいの私でこんな感じ。

他にはフットレスト、ベルト、ボトルホルダー(おまけの水付)があります。
私のベルトは壊れていました…ネパールでベルト壊れているのは致命的すぎます。

荷物収納

荷物収納は、座席前方のポケット、天井の網棚、トランクルームがあります。

前方のポケットは、結構大きいのでショルダーバッグ程度なら余裕で入ります。ただし、ネットが破けて使い物にならない場合があります。

天井の網棚は、小型~中型のリュックの大きさであれば置くことができます。

ただし、日本のバスのようにロープが付いていない上にバスが左右に凄い揺れるので落下に注意。二回落ちるのをみました。

トランクルームには大きめな荷物が入ります。スーツケースや大型リュックなど。トランクルームと言ってもエンジンルームみたいな過酷な環境ですが…。

途中で取り出すことはできないので注意。

トイレ

残念ながら、バスにトイレは付いていません。

なので乗車前、途中で停車するトイレ休憩でしっかり済ませておきましょう。

ツーリストVIPバスの乗車・降車場所

ここでは、ポカラからカトマンズに行く場合の乗車場所、降車場所を紹介します。

ここで紹介する場所以外にも途中で乗れる、降りられる場所がありますが、観光で利用する際に便利な場所のみ紹介します。

乗車場所

ポカラのバス乗車場所は、Tourist Bus Parkになります。

Tourist Bus Parkには各地に向かうバスターミナルで、ずらりとバスが並んでいます。(ヒマラヤも見えて綺麗)

バスターミナルには、チケット売り場、トイレ、売店があります。乗り場番号はないので係員の指示するバスに乗ることになります。

トイレは、かなり簡易的で汚いので(もちろん紙もない)気になる方は、ホテルでしっかり用を済ませておくことをおすすめします。

売店は、複数店舗あり、パンやその場で食べる軽食を買うことができます。ですが、かなり高いので使わないように。朝ごはんはホテル等で済ませておきましょう。

私が利用したSWIFT HOLIDAYSのチケット売り場左の売店では、チケット売り場から勝手にこちらの名前を拝借し、「太郎、どこから来たんだい、日本?」などと言葉巧みに付け込んできます。

SWIFT HOLIDAYSのチケット売り場左の売店

その流れで商品を勧めてきますが、値段を聞いても一切答えません。

「支払いは後でいいから席についてゆっくりしてて」などと言い、提供してから返品できない状態を作り、後から高額な値段を請求してきます。

ネパールの物価でパンとティー、400NPRは高すぎます。

降車場所

カトマンズのバス降車場所は、Balaju Chowkという場所です。

時期によってはタメル地区中心部まで行くかもしれませんので、チケット購入時に確認してみてください。

Balaju Chowkはタメル地区から徒歩20~30分の所にあります。

タメル地区に行くには、信号のない大道りを渡ったり、未舗装の道を歩く必要があるため、大きな荷物がある人はタクシーを利用した方がいいかもしれません。

ただし、降車場所に待ち構えているタクシーは高額な可能性があるので、inDriveやPathaoなどのタクシーアプリを使いましょう。

また、降車場所には物乞いの子供や老人が待ち構えており、しつこくお金を要求してくるので一旦その場を離れることをおすすめします。

体にべたべた触れてくるので正直かなり怖いです。

ツーリストVIPバスのトイレ休憩

トイレは、タイムテーブルに書いた二か所のトイレ休憩+ランチで行くことができます。

二か所のトイレ休憩は、お世辞にも綺麗とは言えないので抵抗がある方は、比較的綺麗なランチの場所にあるトイレを利用することをおすすめします。
※トイレットペーパーは当然置いてないので、持参すること

トイレの前で集金している人がいますが、払わなくても大丈夫です。

あと、時間は伝えられないので、済ませたらすぐバスに戻りましょう。

ツーリストVIPバスのランチ休憩

ランチ休憩は、黄色い屋根の立派な建物でビュッフェ、個別メニュー、コーヒーなどをいただけます。

地元の方は個別メニュー、西欧の方はコーヒー、その他はビュッフェを注文していました。

個別メニューは、どれくらいの時間で配膳されるか不明なので非推奨。ビュッフェが安くて美味しいのでおススメです。

ビュッフェの注文方法は、店舗入口の台の前にいるスタッフに声をかけ、欲しいチケットを選び、現金で支払います。

料金は、ビュッフェのみ400NPR、カレースープ1個付き500NPR、カレースープ2個付き600NPRくらいでした。カレースープは、魚とチキンから選べます。

チケットを受け取ったら、そのまま店に入り食べ物を好きなだけ取ります。カレー付きの場合はビュッフェの端っこでスタッフにチケットを渡すと受け取れます。

座席は空いている所に座ってOK。

日本のように出発時間を伝えられないので、さっさと済ませてバスに戻りましょう。私たちは40分くらいしかなく、せっかく頼んだカレーもまともに食べられずでした。

現地人ぽい一緒のバスの人をレストランで探して、様子を見ながら食べるといいと思います。
二人以上の場合は、全員戻るまでバスの入り口で出発を阻止すると確実。

ツーリストVIPバスであると便利な持ち物

VIPバス車内に持ち込むと便利な物を紹介します。

快眠グッズ

エアコンや窓からの冷気が結構寒いので羽織るものがあるといいです。

長時間の移動になるため、枕、耳栓、マスク、アイマスク or サングラス、腰クッション(上着で代用可)があると快適に寝られるのでおススメです。

アイマスク・耳栓は、バス/飛行機/キャンプ等々いつでも大活躍なので1個持っていると大活躍です。

いずれも百均で調達できますが、私はミリタリー耳栓と目の部分が浮いているアイマスクを重宝しています。

酔い止め

揺れる場所は上下左右に物凄く揺れるので、酔い止めは必ず持参しましょう。
眠気効果がある酔い止めだと無限に寝られるのでおススメです。

左右に揺れて頭を窓にぶつけるのはご愛敬。

衛生用品

社内のシートは汚いので気になる方は、汚れてもいい服、アルコールティッシュ等を用意しましょう。

ネパール人?インド人?は車内で果物を食べて、皮を窓枠や座席、地面に普通に捨てます。また、汚れた手を座席で拭います。

目を疑いましたが、事実なので気になる場合は、自分で綺麗にするしかありません。
(汚れた手で触ってきたりしますし…。)

ネパールに行っている時点で気にならないかもですが。

預け荷物カバー

預け荷物をカバーできる袋を用意するのをおすすめします。

預け荷物の収納先は、道路剥き出しエンジンルームみたいな所なので、半端なく砂埃が付きます。
戻ってきた荷物は色が変わってました。笑

ゴミ袋でもなんでもいいのでカバーできるものを用意しましょう。

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