2023年の10月にタイのチェンマイで1泊2日のトレッキングツアーに参加してきました。
youtubeやブログを見ても中々1泊2日のツアーに参加したという情報が少なく、怖いもの見たさで参加をしましたが、これが大正解!
人生で1,2を争う刺激的な経験をすることができました。
今回はツアー2日目前半の様子をご紹介します。
↓↓↓1日目の後半はこちら↓↓↓
ニワトリはコケコッコーと鳴く
一瞬で寝落ちした翌日、深夜3時にニワトリの鳴き声で目が覚めた。
ニワトリの鳴く声で起きるっていう漫画のような世界が本当にあるんだと感動した。
それ以上に「コケコッコー!」て本当に鳴くんだって思ったね。
流石にまだ外は真っ暗でやることもないので二度寝。
今度は7時にコケコッコーと共に朝陽で目が覚める。不思議と人生で1,2を争うレベルで気持ちのいい目覚めだった。(本能?)
いま思い返してもまたここで寝たいと思えるくらいw
窓がない分、光がよく入り、なんとも幻想的な雰囲気に包まれる室内。まるで天国。
そうこうしているとsuwitから朝食の知らせが来たのでダイニングへ。
朝も豪華。
この左に写ってるぶつぶつの果物、見た目はきもいんだけど、酸っぱくて種のプチプチ触感が癖になるうまさ。
パッションフルーツっていうらしい。
朝食を摂った後は敷地内のお散歩へ。
牛、ニワトリ、犬など、とにかくそこら中に動物がいて、こんなちびっこわんこもお出迎えしてくれる。
可愛すぎる…。
たぶんワクチンとかは打ってないだろうから、あまり触るのはおすすめしない。
ちなみに、ニワトリは卵や肉、牛は門番、犬は狩猟やのうさくぶつのガードマンとして使うらしい。
野生のゾウと触れあう
朝食を済ませた後は荷物をもってゾウのエサやり体験へ。
案内された場所にゾウの姿はなく、あれ?と思っていると
「パォォォォォオン!」の声と共にゾウ使いが巨大なゾウを引き連れてきた。
suwitいわく、このゾウの名前はメイブンシー、普段は森の中で暮らす野生動物。
ゾウは1日にとんでもない量のエサを食べ、集落に置いておくと1日で周辺の森の食べ物を食い尽くしてしまうため、集落では飼育していないらしい。
ちなみにタイではゾウは神様同然の象徴的存在。
エサやりでは感受性の豊かなゾウの前で怯えたりするのはご法度。
名前を呼びながら堂々と、そして優しく接するのがマナー。
特徴的な長い鼻は器用なものでバナナを持ったまま、別のバナナを追加で掴むなんてこともやってのける。
感心感心。
(やっぱり恐いので)サクッとバナナを献上し、記念撮影をした後は、お礼を言いお別れ。
ありがとう、メイブンシー。
ヨダレべたべたでうえぇ、とか思ってごめんよ。
バンブーラフティング
バンブーラフティングは文字通り、竹の筏(いかだ)でラフティングをするアクティビティ。
驚くことにこの筏は毎回一から作っているオーダーメイドなのだ。
朝飯前なのかはわからないが、さすが山で生きる民族だと感心した。
ちなみによめさんは泳げないが、ライフジャケットを着用して生きて生還したので泳ぎが苦手な人も安心して参加してほしい。
持ち物は筏に乗っけるスタイルなので、万が一転覆なんてしてカメラとか壊れたら嫌だなと思う人は、
ホテルに置いてくるか、ジップロックに入れるなどした方がいい。
ミルクティー色の川の流れは、足を踏み入れようものなら瞬く間に遠くに流されてしまいそうな速さで怖い。
しかし、竹の筏に乗ってみると思った以上に浮力があり、そんな不安も多少和らいだ。
筏は私たち夫婦、前方操縦士にsuwit、後方副操縦士に武装集団の一味にしか見えない覆面のお兄さん、パパイヤさんの計5人の乗組員で出向。
パパイヤさんはsuwitがどこかで手に入れたもので「船を降りたら食べさせてあげる」と意気込んでおり、
まるで赤子をベビーベッドに寝かせるようにとても丁重に乗船させた一人。
正真正銘、私たちの乗組員の一員です。異論は認めません。
乗組員が川に流される
ミルクティーの流れは速いものの、基本的にはどんぶらこ、と景色を眺めながら、流されていく。
岩が出ていたり、座礁しそうなポイントでは操縦士たちが長い竹の棒を巧みに操り、安全に導いてくれる。
竹が岩にハマってへし折れるというハプニングもあったが、suwitの卓越した操縦技術で予備の竹に持ち替え、難を逃れた。
二日酔いから覚醒したsuwitはこんなにも逞しい。
その他にもsuwitいわくwaterfall(滝)と言われるポイントでは左右上下に揺れ、ミルクティーの波が押し寄せるのでとてもスリリング。
最初聞いた時はこういうの想像してドキドキしたよ。
波が押し寄せるたびに揺れ動くパパイヤさんの安否が心配で仕方なかったが、案外へっちゃらな様子だった。
しかし、そんなパパイヤさんに悲劇が訪れる。
過去一で流れの激しいポイントに侵入すると筏がこれまで以上に揺られ、大きな波が押し寄せる。
これまで幾度となく荒波に耐えたパパイヤさんはきっと大丈夫…。
絶対にこの逆境を乗り越える…!
そんな思いも虚しく、ポイントを抜けた時にはパパイヤさんの姿はなくなっていました。
私たちは大丈夫と思いつつどこか期待していた部分があったので大笑いしていましたが、
2度見してパパイヤさんの安否を確認した時のsuwitの「え?うそでしょ?」みたいな顔が今でも目に焼き付いています。
「しっかり持っておかなきゃ~」
みたいなジェスチャーされたけど、suwitもちょっと期待してたと思うんだ。
天気の急変に注意
ラフティングも後半になると流れが穏やでほぼ座っているだけになる。
1回だけトイレ休憩で陸に上がることになるが、同時にカレン族の少女がグッズを売り込んでくるのでなんか寛ぎづらい。
私たちは基本的にお土産要らない派なので言い寄られて結構困った、というかお金持ち合わせていない。
フルーツジュースとか作ってくれたら喜んで買ったんだけどね。
そんなこんなでとってもスリリングなバンブーラフティング体験は無事(?)終了。
最後に乗船にあたって注意したいことも書いておきます。
2時間近く乗船することになるため、天気の急変に注意。
私たちはスコールに20分ほど見舞われ、びしょ濡れになり寒かったです。
乗船前に荷物には雨除けをつけておく、防風のカッパを着ておくことをおすすめします。
※乗船中に多少なら荷物漁ったりも可能です
服装は水着着用ですが、濡れるとミルクティー色に染まるのでご注意を。
※私の白Tは洗っても取れなかったです
それと乗船時間は時期(水量)により変わり、私たちの行った10月は水量が多く流れも速いため、短めでした。
水量が少なく流れが遅い時は、4時間弱かかることもあると言ってました。
今回はここまで。
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