ちょっと変わった宿泊体験!直島でトレーラーハウスに泊まろう!

この記事は約12分で読めます。
記事内の外部リンクには、アフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しているものがあります

瀬戸内海に浮かぶ700以上の島の一つ、直島。

地中海美術館、古民家再生プロジェクト、カボチャのオブジェなど、アートの島として世界的に有名な島ですね。

しかし!アートの島であると同時に美しい瀬戸内海に囲まれた美しい環境がそろっています。
今回はそんな直島の美しい環境を贅沢に堪能するのに最適な宿泊施設、つつじ荘のトレーラーハウスをご紹介いたします!

※かなり詳細に書いているのでネタバレが気になる方は気になる章だけ読むことをおすすめします。

つつじ荘ってどんな施設?

つつじ荘は直島の宮浦港からバスで15分、本村港からバスで5分で行ける場所にあります。

港からとても離れているのでとても静かな環境がそろっており、海が真横にあるオーシャンビューの施設となっています。
まさにのんびりと海を眺めながら自然を堪能するのに最高の環境がそろっています。

宿泊料金やアクセス方法など詳しい情報はつつじ荘のHPをチェック!

つつじ荘にチェックイン

つつじ荘の目印はこの立派な門。

門をくぐって直進すると建物に突き当たります。
この建物に入って左側にチェックインカウンターがあります。

物腰の柔らかい方が受付をしているのでとても気持ちがいいです。受付の印象がいいと宿泊のテンションがあがります。

チェックインでは宿泊の注意点や夕飯の予約の確認等の説明をされます。受付は24時まで人がいます。

トレーラーハウス

トレーラーハウスは受付を通過してすぐ目の前にあります。

受付の時点で見えるので早く入りたくてうずうずしてしまいます。

外観

待望のトレーラーハウスがこちら!

三つ並んでいます
トレーラーハウスの外観

思ってたより小さい!笑
けど初めてのトレーラーハウスにテンション爆上げのとも。

ドキドキしながらドアを開けると…

内装

いい!
外観とおり中は狭いけどこの秘密基地感がとても良い!
三方向の窓から差し込む太陽光がいい雰囲気を出しています。

全体的にベージュを基調とした配色となっています。

トレーラーハウス奥


こちらはソファ側から見た内装。
二段ベッド、棚、傘立てなどがあります。

左奥はもともとシャワー室かな?という謎のスペース。

トレーラーハウス手前

狭いですが、大人二人で1泊、親子二人で宿泊とかなら全然問題ないと思います。
私は3泊しましたが、大人二人で数日泊まるのにはちょっと狭いという感じです。

設備(室内編)

続いて設備紹介です。
旅行の荷物は極力減らしたいのがとものスタイル。

つつじ荘のHPを見る限り、普通のホテルでは当たり前のアメニティが殆どない感じだったので私はティッシュ箱すら持参をしました。笑
読者の皆様がこうならないように宿泊者視点でしっかり設備紹介をしていきます。

洗面台

洗面台は入室してすぐ右手にあります。

手前のが洗面台

写真左下にかかっているタオルはお手拭きです。
洗面台使用時はこのガラスの蓋を開けます。

開けるとこんな感じ。

洗面台

蛇口がコンパクトに収納されているので好みの角度に調整して使用することができます。
あとは蛇口をひねればすぐに水が出ます。

水の勢いが結構強いのであまり上に向けないで使用するのが吉。私はお腹がびちょびちょになりました。

ちなみにこの水は飲料水なので普通に飲めるし歯もここで磨けます。

冷蔵庫

小さな冷蔵庫があります。
見かけによらずかなりの収納力があります。

ちょっとした冷凍庫もあるのでアイスも保管できますよ。

冷蔵庫

クローゼット

冷蔵庫の上にあります。
ハンガーが2個ありますが、高さがないので長物は保管できません。

クローゼット

ソファベッド

窓際に二つ備え付けのソファはなんと…ベッドになります!
秘密基地感やべぇ。

このソファが

ソファベッド(ソファ)

こうなります。

ソファベッド(ベッド)

長さが短いけど、幅で言えばクイーンサイズくらいあるかな?というサイズ感です。

一人で泊まってスペースが有り余っていた私はベッドの上にスーツケースを広げていました。
それくらい広い。

二段ベッドで寝てもいいのですが、二段ベッドのほうはカーテンが開けられず、朝陽を浴びられないのでソファベッドで寝ました。

しかも起きたらオーシャンビューですよ。最高すぎません?

エアコン

エアコンもありがたいことに備え付けです。しかもどれだけ使っても追加料金なし!
離島の民宿だとコイン式とかありがちですからね。ありがたや。

エアコンに関して言えば部屋の狭さは抜群の相性です。暖房が速攻で効きます。マジで速い。

ただし、部屋が乾燥する速度もマジで速いです。使用済みのバスタオルとか1時間もすれば乾きます。

なのでエアコン使用時には濡れたタオルを何枚かほしておくことをお勧めします。

電気ポット

写真撮り忘れましたが、電気ポットはあります。
洗面台の下に収納されているので使う時に取り出すという感じです。

部屋でのんびり海を眺めながら本を片手にコーヒーをすするなんてこともできますよ。

アメニティ類

アメニティ類は基本的にありません。
ですが、有料で貸してくれるので忘れてもOKです。

アメニティ販売表

バスタオルはかさばるし100円で貸してくれるので持ってくる必要ないかなという感じ。

ちなみに私が持参したティッシュは部屋にボックスで置いてあります。

設備(室外編)

トイレ

設備(室内編)が終了して「あれ?トイレは?」と思った方もいるでしょう。
そうです。部屋にトイレはありません。

トイレは共同トイレ(男女別)まで外履きで行く必要があります。
口述する理由で靴履くのが面倒なのでここはマイナスポイント。

部屋で一人晩酌した時は結構面倒でした。

とはいえこれもキャンプ(?)の醍醐味だと思うので楽しみましょう。

ちなみにトイレはチェックインをした受付の建物を抜けて20mほど進んだ右手にあります。

建物は古いですが綺麗に掃除されており、行くのやだなあとは感じませんでした。
あと、ウォシュレット付きだったのは素晴らしい。

シャワー・風呂

シャワーと風呂は共同です。(男女別)

シャワー・風呂の利用表

この記事書いている時に気づいたのですが、ドライヤーは無料で貸し出してくれるみたいです。

シャワー室は3つあり、コイン式になっています。
暖房がないので超寒い。

気になるシャワーの強さはというと、かなり強いです。
あと急に温度が変わって冷たっ!!!みたいなこともありませんでした。

全体的にとてもきれいに清掃されていますが、やっぱり虫はいます。田舎ではこれはもうしょうがないです。
私の時はこぶしサイズのクモが壁に張り付いていました。

初対面の時は「きもっ!!!さっさとシャワー浴びて退散しよ」と思っていたのですが、3日もすると妙な親近感がわいて「今日もいるかなぁ」とクモを探している自分がいました。

3日目は留守だったので結構寂しかったです。

シャワー以外に貸し切り風呂があるので家族やグループで来ている方はそちらを利用していました。

洗面所

洗面所もあります。
トレーラーハウスには洗面台があるので特に用ないですが、パオは洗面台がついてなさげなのでそちらの利用者が使っていました。

洗面所

電子レンジ

洗面所と同じ建物内に電子レンジがあります。

電子レンジ

自販機

洗面所の横に飲料と食べ物の自動販売機、つつじ壮の入り口側に飲料の自動販売機があります。

お値段はホテル料金とまではいきませんが割高です。

食べ物の自販機にはカップ麺とパンが売っており、食いっぱぐれてしまった時にはこれでなんとか飢えをしのぐことができます。

食べ物の自動販売機



「離島まで遥々きてカップ麺かよ!」と思うかもしれませんが、みてください、この写真。

海を見ながらカップ麺


青空・青い海を眺め、波音を聴きながら食べたら、カップ麺が特別な物に早変わりです。

ぜひ朝食で試してみてください。

カフェ

敷地内にカフェが併設されています。

カフェはランチのみ営業しており、ディナーは宿泊者のみ利用(予約制)できます。

ただし、私が宿泊した3泊4日間で1度も営業していなかったのでかなり不定休なようです。

興味がある方は事前に電話で営業しているか確認することをおすすめします。

つつじ荘併設のカフェ

つつじ壮のここがいい!

ここからはつつじ壮に泊まってここがよかったという体験を紹介します。

とにかく海が綺麗

そんなこと知ってるよ!というツッコミがきそうですが、あえて書きます。

私は沖縄の海が好きで何十回も行っていますが、それに負けないくらいに綺麗です。
沖縄の海は透明感があって薄い水色、という感じですがここの海はもうちょっと濃い水色です。

そして何よりも沖縄と違うのは瀬戸内海の島々が見えること!島!島!島!

つつじ荘敷地内から見たビーチ

複数の島々に囲まれていると何故だか特別感を感じます。(砂漠のオアシスのような)

ちなみに遠浅なので夏は海水浴も楽しめます。ライフセーバーはいませんが。

プライベートエリア

つつじ壮にはプリアベートエリアが存在します。

プライベートエリアには宿泊者しか立ち入りができないため、エリア内のビーチやベンチなどは宿泊者の貸し切り状態です。
※ビーチには柵がないので間違えて入ってくる場合もありますが。

ビーチで静かにごろ寝したい、ベンチに座って海を眺めながら静かに作業したい、そんな人に最高な環境です。

つつじ荘敷地内のベンチ

黄色いカボチャがすぐ近く

直島名物のあの黄色いカボチャがすぐ近くにあります。60mくらい。

想像してください。
朝起きて、トレーラハウスをでて、ビーチまで10歩歩くと視界には黄色いカボチャがあります。

私は特にアート好きでは無いし、なんなら集合体恐怖症なのでカボチャに恐怖すら感じていました。

が、毎日視界に入るとなんだか落ち着くし、恋しくなってくるんですよねぇ。不思議。

夕陽が最高に綺麗

ここでしかみられない夕陽があります。
広い空、夕陽で染まる瀬戸内海の島々、黄色いカボチャ、波の音…もう全て含めてつつじ壮から見える夕陽です。

私の経験上、観光地の夕陽スポットは夕方になるとたくさんの人で溢れてしまい、落ち着いて夕陽を楽しめない状況になります。

それに対してつつじ壮の夕陽はプライベートエリアから見ればほぼ貸し切り、なんならトレーラハウス内からだって楽しめます。
自分の部屋から海と夕陽を楽しむ贅沢。

頑張ればこんな「THE ナルシスト」みたいな写真だってとれちゃいます。

夕陽をバックにパシャリ

満天の星空

とは行きませんが、都会と比べたらはるかにきれいな星空観賞ができます。

ビーチで寝転がって星空観賞は最高の体験です。

トレーラーハウスと星空

その他

町営バス時刻表

つつじ荘に行くための主な手段となる町営バスのの時刻表です。(2020/12/20時点)

町営バス時刻表

つつじ荘↔地中美術館時刻表

つつじ荘と地中美術館の間で無料のシャトルバスが運行しています。(2020/12/20時点)

地中美術館無料シャトルバス時刻表

タクシー

直島島内にはタクシーが走っています。数は少ないですが。

宮浦港からつつじ荘までは1750円。

タクシー料金表

ちょっと残念なポイント

ちょっと残念なポイントも隠さず紹介します。
なお、ここで書いたことはチェックアウト時のアンケートに愛を込めて書いたので改善されているかも。

玄関マットがない

トレーラハウス内は土足厳禁なので靴を脱いでから入室する必要があります。

トレーラハウスに入る際には30cmほどの段差があるため、入室時は
「扉を開ける→靴を脱ぐ→30cm上がる→30cm下の靴を拾う→扉を閉める」
という流れになります。

腰痛持ちの私的にはこの靴を拾う動作がつらかったです。
あとは雨の日がまぁ大変。

ハウスの外側には屋根がないので雨の中上記の一連の作業をこなす必要があります。
雨で自分も靴も濡れるので結構萎えます。笑

そこでほしかったのが玄関マットです。

室内に玄関マットがあれば
「扉を開ける→30cm上がる→扉を閉める」
で済みますからね。

私は3泊する中で面倒になり、途中から入り口付近のみ土足で入るようになっていました。
チェックアウト時に掃除しましたが。
(※マネしないでね!)

とはいえ面倒なので同じようにしている人いるんじゃないかな。
掃除も大変だし改善されることを願います。

見えない所の掃除がされていない

これは私が神経質なだけかもしれませんが。
ソファと壁の隙間やカーテンと窓の間に埃がたまっていました。

ソファと壁の間なんて誰がみるねーん!て感じですよね。笑

ですが、カーテンと窓の間のスペースは掃除しておいてほしかったです。
太陽光を直に部屋に取り込もうとカーテンを開けた時にはげんなりしました。

注意書きにカーテンは開けないでね!的なことが書いてあったので掃除していないのかもですが、かなり溜まっていたので偶には掃除してほしいのが本音でした。

部屋が暗い

昼は太陽があるので問題ないですが、夜になるととにかく部屋が暗いです。
これはこれで雰囲気があっていいのかもですが、本を読んだり、スマホいじるのは正直つらい。

それを見越してか部屋には電池式のランタンが設置されていましたが、壊れていて点かない。

結局、私は持参のライトで三日間部屋を照らし続けていました。

電球を変えるなり、LEDにするなりでもう少し光が欲しい。

持っていくと便利な持ち物

ここまでの内容を踏まえてつつじ壮ライフを存分に楽しむために持っていくと便利なものをご紹介します。

サンダル

サンダルもしくは脱いだり履いたりするのが楽な靴を持っていくことをおすすめします。
(できれば立ったまま簡単に脱げる靴)

トイレに行くには靴を履いて外に出る必要があるので脱ぎづらい・履きづらい靴だとかなり面倒です。

私は最近お気に入りのジャングルモック2.0でいきました。
脱ぐのも履くのも癖になるほど楽です。

メレル ジャングルモック2.0
created by Rinker

タンブラー

トレーラーハウスには紙コップしか置いてないのでタンブラーを持っていくと便利です。

コップでもいいのですが、部屋が狭いのでコップだと倒れた時に大惨事になりかねないので蓋があるのが望ましいです。

ただし、1泊のみの場合は紙コップでも十分なので持っていかなくて良いと思います。

ちなみにおすすめのタンブラーはHARIOのV60タンブラーです。
横にしても振ってももれません。最強です。

インスタントコーヒー・紅茶

タンブラーと合わせて持っていきたいのがインスタントコーヒーや紅茶。

トレーラーハウスから海を眺めたり、本を読んだりする際にコーヒーなどがあるとグッと充実度が上がります。
重いものでは無いのでぜひ持っていくことをおすすめします。

お箸

え?なんでお箸?

それはカップ麺を食べるためです。
自販機でカップ麺を購入できると書きましたが、お箸はついてきません。完全にトラップです。

近所にコンビニがあるはずもなく、ここではお箸は激レアアイテムです。

自宅からマイ箸か割り箸を数本持っていきましょう。

明るめのライト

部屋が暗いのであるといいです。
特に部屋で読書したり、PC弄る予定の方は持っていきましょう。

私は800ルーメンの自転車のライトを持っていき、天井に当てていました。
それだけで十分明るくなります。

なお、つつじ壮内は街頭で明るいので不要です。

まとめ

ここまでつつじ荘に関する情報を全力で書かせていただきました。

トレーラーハウスに泊まってみたい…!とすこしでも思ってもらえらたらうれしいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました