座間味島は沖縄本島からフェリーで約2時間の距離にある、自然豊かな離島です。
慶良間ブルーと言われる透明度の高い海、美しいビーチ、豊かな自然が魅力で、世界中から人が訪れています。
そんな座間味島での滞在をより楽しむために、どの宿を選ぶかはとても重要です。
今回は、座間味島の各エリアにあるおすすめの宿泊施設を紹介します。
この記事を読めば、自分も目的や好みにぴったりの宿が見つかること間違いなし!
座間味エリア
座間味エリアは、島に到着してすぐにアクセスできる便利なエリアです。(一説では座間味のハワイ)
飲食店、宿、売店が集結しているため、素泊まり宿に宿泊しても食べ物に困ることがありません。
島の中心にあるエリアなので観光の拠点としても非常に便利です。一方で、島の中心が故に昼夜問わず他のエリアと比べると賑やかなのも特徴。
離島での滞在を快適に過ごしたい人におすすめのエリアです。
オーシャンビュー吉田 Ocean View Yoshida
「オーシャンビュー吉田 Ocean View Yoshida」は座間味港から徒歩1分で、可愛い外観が特徴の宿です。
その名の通り、お部屋から海を望むことができるなんとも贅沢なお宿。
離島では珍しく、アメニティも充実しており、快適な座間味島滞在間違いなしのお宿です!
・ハンモックのある広々とした屋上
・2階は全室オーシャンビュー
・充実したアメニティ
・豊富な宿泊プラン
チャーヴィラ
「チャーヴィラ」は座間味港から徒歩1分で、黄色ぽい外観と大きな庭が特徴のヴィラタイプの宿です。
ヴィラタイプなので各部屋に共用部を通らずに入室することができるお宿。アメニティが最低限揃っているのは嬉しいポイント。
ダイバーには嬉しい、ダイビング用品を干すスペースもあります。
カフェが併設しているので、朝ゆっくり起きて、綺麗なお庭で美味しいコーヒー飲んで…なんて贅沢時間を過ごせちゃいます。
・部屋のミニキッチンで簡単な自炊ができる
・ヴィラタイプで他の宿泊客を気にせず過ごせる
・ダイビング用品を干せるスペースがある
・宿泊プランが素泊まりのみなので外食する必要がある
座間味インターナショナルゲストハウス
「座間味インターナショナルゲストハウス」は海外から移住したご夫婦で経営しているゲストハウスで、レストランが併設しています。
宿泊客の8割が外国からくるお客さんで、一歩宿に入ると公用語が英語になるとか…。(オーナーのご夫婦は日本語ペラペラなのでご安心ください)
言語含めて宿内は海外のゲストハウスの雰囲気が強く、日本に居ながら海外のゲストハウス体験という異色の経験ができるかもしれません。
ゲストハウスらしく宿泊費は格安なのでとにかく宿泊費は安く済ませたい方におすすめの宿です。
ただし、アメニティが揃っていなかったり、綺麗さや騒音は宿泊客次第なのでそれ相応の準備や覚悟が必要です。
・宿泊費がずば抜けて安い
・海外の雰囲気を味わえる
・セキュリティボックスがないため、貴重品管理が不安(フロントで預けられるらしい)
Kanusuba Zamami / カーヌスバ
「Kanusuba Zamami / カーヌスバ」は座間味エリアの奥の方にあり、いかにもな高級感漂うリゾートホテルです。(筆者は勝手に「座間味の星のリゾート」と呼んでいます。)
都心の高級ホテルを彷彿とさせるような豪華な内装と高級レストラン顔負けの豪華な料理。いい意味で離島の宿の概念が吹き飛びます。
宿泊プランの中には、記念日プランやホテルウエディングプランと言ったものまで存在し、大切な人との記念日をお祝いするのに最適な宿です。(マリンスポーツのツアー等も開催しているみたいです。)
また、館内にはWi-fiが飛んでいたり、コンセント席があるなどワーケーション利用も推奨しているホテルです。
・離島でリゾートホテルステイが楽しめる
・記念日プランやウエディングプランなど特別なプランがある
・ワーケーション利用可能
・設備やアメニティは都心部ホテルに劣らない豪華さ
・港から少し遠い(送迎あり)
・ホテルの中では離島感が味わいづらい
コンドミニアムかにく
「コンドミニアムかにく」は座間味エリアの中心部から少し外れた所にあり、アパートのような見た目の宿です。
中心部からは少し外れにあるため、静かに過ごすことができます。部屋にはキッチンが付いており、一通りの調理器具も揃っているのでガッツリ自炊することができます。
また、レンタルバイク屋を併設しており、宿泊者は割安でバイクをレンタルすることができます。
ウィークリー、マンスリー格安プランなどがあり、長期滞在する方には、おすすめの宿です。
・中心部から外れていて静かに過ごせる
・部屋のキッチンが充実しており、がっつり自炊ができる
・宿泊者は割安でバイクをレンタルすることができる
・2階の部屋だと荷物の搬入が大変
・チェックアウト時間が早い(9:30)
阿真エリア
阿真エリアは、座間味港からは徒歩20分ほど離れており、古民家が点在している離島らしい風景を味わえるエリアです。
集落の目の前には阿真ビーチが広がっており、アクセス抜群です。阿真ビーチは遠浅なので小さいお子さんも安心して遊ぶことができます。
また、ウミガメに遭遇できる可能性が一番高いビーチと言われており、運が良ければウミガメに会えるかも?
一方でこのエリアには売店がなく、レストランが少ないため、飲食で少し不便を感じるかもしれません。買い物をする場合は、座間味エリアまで行く必要があります。
離島らしい景色を味わいつつ、滞在の便利さを完全に捨てたくない人向けのエリアです。
ペンションPatio
「ペンションPatio」はのんびりお母さんと優しいお兄さんが経営する可愛い見た目の宿です。
座間味出身のオーナーこだわりの可愛らしいお庭があり、サバ二(沖縄の木造帆船)のテーブルが置いてあるのが特徴的です。このお庭で島人のオーナーや他の宿泊者とゆんたくを楽しむことができます。
無料で使える洗濯機や自転車が地味に嬉しいポイントです。
他の人とお喋りしたり、のんびり時間を過ごしたい人におすすめの宿です。
・座間味出身のオーナーと話せる
・素敵なお庭でよるはゆんたくを楽しめる
・洗濯機、自転車を無料で借りられる
・座間味港から遠い(阿真の宿全部)
民宿やどかり
「民宿やどかり」は大きな芝生のお庭とボリューミーな家庭料理が特徴的な宿です。
自慢の大きなお庭にはデッキやハンモックなどが設置されており、好きなだけぐーたらすることができます。
離島には珍しくウォーターサーバが設置してあります。また、自転車を無料で借りることができるのも嬉しいポイントです。
食事は食堂に集まって他の宿泊客と食べるスタイルなので、気になる人は気になるかも。
(離島民宿あるあるですが)
宿でゆっくりしたい人、夕飯をおなか一杯食べたい人にはおすすめの宿です。
・家庭料理を食べられる
・自転車を無料で借りられる
・豊富な宿泊プラン
・座間味港から遠い(阿真の宿全部)
民宿ロビンソン
「民宿ロビンソン」はシュノーケル好きな人が自然と集まる宿です。
キッチン付きの部屋などもあり、自炊メイン、外食メインなど滞在スタイルに合わせて部屋を選べるのが特徴的。
部屋に冷蔵庫が付いていませんが(共用はあり)、クーラーボックスと保冷剤を貸してくれます。しかも、外に持ち出しOK!ビーチ行くときに重宝します。
ただ、タオルは付いていないので持参するか、有料で借りる必要があります。
食事は基本的に部屋で食べるスタイルで他の宿泊客とあまり交流したくない人におすすめのお宿です。
・自炊メイン、外食メインなど滞在スタイルに合わせた部屋タイプを選べる
・クーラーボックスが借りられる(持ち出しOK!)
・座間味港から遠い(阿真の宿全部)
38 Miyahira – Dining & Stay
「38 Miyahira – Dining & Stay」はご夫婦で経営されていて、東京・銀座で料理人をやっていたオーナのーの絶品料理をいただけるのが特徴的な宿です。
とにかく、料理がうまい!うまい!うまい!と評判。世界中の人が美味しいと絶賛する料理凄すぎます。
もちろん、料理だけでなく、快適でリラックスできるベッド、非常に綺麗に掃除されていることも評判です。
綺麗すきさんや、家庭料理もいいけど、最高に美味しい料理も食べてみたいという人におすすめのお宿です。
・世界中の人を満足させる絶品料理が食べられる
・快適なベッド、綺麗に清掃された館内
・部屋が2部屋しかないため、予約が取りづらい
・座間味港から遠い(阿真の宿全部)
阿佐エリア
阿佐エリアは、座間味港から激坂を歩いて30分、座間味の入り江に存在する離島らしい自然を味わえるエリアです。
入り江のビーチはいつも誰もいないのでプライベートビーチ状態。遠浅なのでぱちゃぱちゃ遊ぶのにも最適です。
夜になると街灯がほぼなく、ビーチからは満点の星空を望むことができます。近くの展望台に行くとさらに満点の星空が…!(冗談抜きで何も見えないのでヘッドライト必須)
阿真エリアと違って売店はおろか、レストランすらないのでご飯の買い忘れには十分注意が必要なエリアです。買い物をする場合は、座間味エリアまで行く必要があります。
とことん離島らしい暮らしを体験したい人(玄人)向けのエリアです。
Kerama Blue Resort
「Kerama Blue Resort」は2023年6月にオープンしたばかりの比較的新しいリゾートホテルです。
阿佐地区唯一のリゾートホテルでビーチが目の前にあり、宿泊者限定のシュノーケルツアーも開催しています。
また、料理が豪華で中でも土鍋で炊いた白いご飯が非常に好評です。
夕食は期間限定(春~秋)の営業のため、それ以外の時期に利用する場合は、座間味エリアまで行く必要がある点に注意が必要です。
夕食の営業情報は、公式サイトのブログで公開しているようです。
Kerama Blue Resort:夕食のご案内
・宿泊者限定のツアーなどホテルで沢山遊べる
・新しいホテルでとっても綺麗
・時期によって夕食が提供されない
・座間味港から遠い(送迎あり)
琉球古民家COCO
「琉球古民家COCO」は築180年の琉球古民家を改装した赤瓦の屋根が特徴的な外観の宿です。
築180年と聞くと「ぼろぼろなんじゃ…」と気になる方もいるかもしれません。ですが、水場を始め内装は綺麗に改装されているため、心配ありません。
阿佐エリアの中でも自然が生い茂るエリアに位置しているので虫はちょっと多いかも。寝る時は蚊帳の中で寝るそうです。
露天風呂やサウナ、プール(有料)があり、サウナーの方や海には早い小さなお子様も楽しむことができます。しかも時間制限なし!
また、1組限定のお宿なので他の宿泊客を気にせず過ごせるのもいいですね。
・一組限定で他の宿泊客を気にせず過ごせる(貸し切り!)
・露天風呂やサウナ、プールがある(有料)
・座間味港から遠い(送迎あり)
最後に
ここまで紹介してきたように座間味島は小さな島ですが、意外なことに宿が沢山存在し、同時にエリアも複数存在します。
離島特有の環境が故に、それぞれのエリアや宿の特徴を抑えることによって快適な座間味ライフを送ることができると私は考えています。
皆さんの目的や趣向にあったいい宿が見つかることを願っています!
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