石垣島から高速船でわずか約15分。沖縄・八重山諸島の中でも人気の高い竹富島は、日帰りでも気軽に訪れられる離島です。
本記事では、10回以上訪問している筆者の実体験と最新情報をもとに、石垣島から竹富島への行き方、料金、予約方法、欠航時の対策まで詳しく解説します。
竹富島へのアクセス概要
竹富島への玄関口は石垣港離島ターミナル。ここから高速船で約10〜15分で到着します。日中は複数の船会社が高頻度で運航しているので、予約なしでも乗れる便が多いのが特徴です。
- 所要時間:おおむね10〜15分
- 運航会社:八重山観光フェリー/安栄観光
- 料金目安:大人片道 880円(往復割引適用前)
- 出発地:石垣港離島ターミナル(市街地中心部)
石垣港離島ターミナルから竹富島への行き方
ここでは石垣島離島ターミナルから竹富島に行く方法をご紹介します。
高速船の運航会社と時刻表
主に八重山観光フェリーと安栄観光の2社が運航しています。両社とも同じ所要時間ですが、発着時間が微妙に異なるため、行きと帰りで会社を組み合わせると待ち時間を短縮できます。
いずれの会社も初便は石垣港発:7:30、竹富港発:17:50、最終便は石垣港発:17:30、竹富港発:17:50となっています。(夏ダイヤ)
それ以外は、だいたい30分ずれて運航しています。実質好きなタイミングで乗車できると考えてよいでしょう。
1点注意点として、夏ダイヤは便数が多いですが、冬ダイヤは減便する傾向があるため、必ず各社の公式HPで最新の時刻表を確認するようにしてください。(欠航情報はコチラ)
参考:八重山観光フェリー時刻表
参考:安栄観光時刻表
料金・所要時間
大人片道:880円、往復:1,700円です。(2025年時点)
所要時間は約10〜15分で、竹富航路は海が荒れづらく、船酔いしやすい人でも比較的安心です。
それでも酔う時は酔うので心配な人は酔い止めを服用しておきましょう。時々、トイレに駆け込んで苦しそうな人を見かけます。
予約方法と当日チケット購入の流れ
- 予約:公式サイト(Eチケット)
- 当日購入:港のカウンターで便名と人数を伝えて購入
- 往復チケット:帰りの便はどの時間の船でもOK(指定不要)
オンライン予約は、八重山観光フェリー、安栄観光のいずれでも可能です。
八重山観光フェリーは、会員登録不要で直前まで購入できるので個人的にはおすすめです。(安栄観光は会員登録必須&前日18:00まで)
当日購入する場合は、窓口が混んでいることがあるため、狙っている便がある場合、乗り遅れないように注意が必要です。
確実に乗りたい便がある場合は事前に公式サイトで予約しておくことをおすすめします。
空いている便/混んでいる便
朝早い便は島の方が多く利用し、荷物の運搬にも使用するため、比較的混んでいます。
最終便も同様、狙う人が多いので最終2本前、もしくは1本前には乗船する気で港に向かいましょう。
また、大型客船が石垣島に寄港する日は、いっぱいになる便がたまにあるので注意が必要です。まぁ、ほぼ毎日寄港しているのですが…。
参考:大型客船の石垣港寄港予定
竹富島航路の欠航率、台風でも運航する?
八重山付近の船便は、冬季(11〜2月)や台風接近時は欠航・遅延が発生しやすいです。特に風が強く、海が時化ていると欠航します。
とはいえ、竹富航路は八重山の数ある航路の中で、必ず最後に欠航が決まるほど欠航しづらいです。
経験上、航路別欠航しやすさはこんな感じです。
- 鳩間島、波照間島、西表島(上原港) → かなり欠航しやすい(冬は北風の影響でまともに動いてない)
- 小浜島、黒島、西表島(大原港) → たまに欠航する
- 竹富島 → ほぼ欠航しない

竹富島航路は、台風が直撃でもしない限り、運航すると思って大丈夫です。(風が強いなぁ程度ではまず欠航しない)
竹富航路が運航しない = 観光も困難 = 飛行機すら飛ばないかも くらいに思ってもいいくらい。
当日の決行情報は、乗船日朝に公式HPに記載されます。
参考:安栄観光フェリー運航情報
窓口で「明日運行しそうか?」と聞いてみるのもアリ(割と曖昧な返事しか来ないイメージですが…)
私は、前日に小浜島、黒島あたりの航路が欠航しているかを確認し、欠航している場合は、「竹富島も明日は欠航になるかも?」と判断し、代替プランを考えたりします。
もし、欠航が確定した場合は、窓口で返金の手続きもお忘れなく!
竹富島に行く前に荷物を預ける方法
竹富島は小さな島ですが、荷物を担いで移動するのは大変です。(砂利だらけ…)
荷物は預けて身軽にしておきましょう。
- 港のコインロッカー:中型300円〜、大型500円〜。
- 運航会社カウンター:中型300円~、大型500円~
- 宿泊ホテル:基本無料
コインロッカー、運航会社カウンター共に値段は同じですが、運航会社カウンターでは日跨ぎで預けることができません。
私は、日帰りの場合は、宿泊ホテルに預けてから島に向かうようにしています。竹富島に泊まる場合は、宿泊予定の宿に預けています。
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