竹富島は昔ながらの集落と美しい自然が魅力の島ですが、訪れる際には沖縄や離島ならではの守るべきマナーや注意点があります。
この記事では、10回以上訪問した筆者の体験と現地の最新情報をもとに、初めての方が失敗しないためのポイントをまとめました。
竹富島に行く前に知っておきたい
集落内では大きな声で騒がない
離島に限った話ではありませんが、集落では地元の方が生活をしています。
大きな声で騒いだりして、地元の方に迷惑をかけない様に注意しましょう。特に夜間は石垣島と違って非常に静かな島なので注意してください。
私有地に入らない
竹富島には赤瓦と縁側のあるなんとも趣深い家が沢山存在しています。
ついつい近くで見たくなりますが、殆どの建物は地元の方が済んでいる個人宅です。入るのは看板が立っている文化建造物のみにしましょう。
自宅の庭に知らない人が居たら恐怖でしかありません。

石垣には寄りかからない、乗らない
竹富島には至る所に石垣がありますが、寄りかかったりすると壊してしまう可能性があるので、注意して下さい。重要な文化財です。

ハブに注意
竹富島には猛毒のハブが生息しています。
ハブは夜行性なので日中はそこまで注意する必要はありません。日中は石垣の穴の中、ヤブの中に隠れているので、石垣に寄りかかったり、ヤブの中にむやみに入らなければ大丈夫です。
一方で、夜間は表に出てくるので石垣やヤブに近づかない様にしましょう。もし、ハブに遭遇したらゆっくり離れ、1.5m以上は距離を取ってください。

花を採集、果物を収穫しない
竹富島にはその辺の木にハイビスカスやシークワーサーがなっています。
一見誰のものでもなさそうですが、基本的には誰かの所有物なので取ったら窃盗罪に問われる可能性があります。

お墓には入らない
沖縄のお墓は本州と違ってお墓の前に広いスペースがついています。
これはシーミーと呼ばれる行事の時に家族が集まってわいわいするスペースですので立ち入らないようにしましょう。
参考:沖縄のお墓
水着でフラフラしない
水着で島内をふらふらすることは禁止されています。
家の周りを水着のお姉ちゃんやおじさんがフラフラしてたら嫌ですよね。
水着で歩くのはビーチだけにしましょう。水着で移動したい場合は、ラッシュガードを切る、Tシャツを着るなど肌の露出を抑えるように。
船の欠航リスク
竹富島は離島なのでフェリーが欠航するリスクがあります。比較的欠航が少ない航路ですが、夏の台風、冬の北風が吹いている時期は欠航することがあります。
欠航して島から出られない!飛行機に乗れない!なんてことにならない様にスケジュールに余裕がない場合は、無理して島に行かない様にしましょう。
日差し・熱中症対策
竹富島は全エリアが平坦で自転車や徒歩の移動がしやすい島ですが、外周の道路に遮る物が少なく、道路からの照り返しも多いので熱中症に注意が必要です。
帽子・サングラス・日焼け止めを忘れずに!
旧暦3月期は営業時間に注意
旧暦3月期は先述したシーミーが行われる時期でお盆休みのようなものです。
この時期は飲食店を始め、民宿なども軒並み休みになることがあります。3月頃に竹富島に行く予定の方は、ご注意ください。
まとめ
竹富島は「観光地」でありながら、同時に人々が暮らす「生活の場」です。マナーを守ってこそ、島の魅力を存分に楽しめます。
この記事の注意点を押さえて、楽しい竹富島時間を過ごしてください!
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