竹富島は、赤瓦の集落と白砂の道、透明度の高い海が魅力の小さな島。
石垣風景や水牛など沖縄らしいのんびりした街並みがとても人気の島で、石垣島から短時間でサクッと行けるので、日帰りで行ったことある人もいるかもしれませんね。
この記事では、島に何度も通ってる私が、竹富島の定番・穴場スポットをご紹介します!
島に訪れたことある方もない方も新しい発見があると思うのでぜひ最後までご覧ください!
竹富島の基本情報
竹富島はどこにあるの?
竹富島は沖縄本島から南西に200kmほど行った場所にあります。周りには石垣島や西表島など複数の島が存在し、これらは八重山諸島と呼ばれています。
竹富島のエリアマップ
竹富島は面積が5.43km²、周囲9.2kmの小さな島です。
これがどれくらいの大きさかというと、自転車であれば1時間もかからずに一周できるくらいです。
集落を中心に西側はビーチエリア、東側は人の少ない自然エリアが広がります。
島には三つの集落が存在しており、島の中心付近に固まっています。
飲食店等も集落内に固まっているので、昼食をとる場合はこの一帯で済ませることになります。
宿は西集落と東集落付近に多く存在している印象で、仲筋集落に入るとかなり静かになるので静かに散歩したいという方にはお勧めなエリアです。
ちなみに、仲筋集落付近は道の砂が多いので自転車で走るのは正直困難です。笑

竹富島の定番観光スポット
なごみの塔
西集落にあるコンクリートの塔です。
竹富島を一望…はできませんが辺りを見渡すことができます。一人づつしか登れない作りになっており、階段は60度以上ありそうな斜度です。
といっても現在は老朽化により閉鎖されており、上ることはできません…。
wikiによると2019年に修繕が行われたようですが、登るのは難しそうです。
有料にはなりますが、あかやま展望台からあたりを見渡せますよ。
この塔は文化財に指定されており建て替えはできないため、保存修繕工事では、高圧洗浄、躯体の剥落や鉄筋のさびの補修、表面から剥離したモルタルの修理、亀裂修理等が行われ、さらに、階段や塔上部への手すりの追加や、階段下への門扉の設置も行われる。なお、国や県は、改修したとしても不特定多数の人の利用は難しいとの見解を示しており、改修後も利用は制限される予定である[6][2]。
参考:wikipedia なごみの塔

西桟橋(夕日の名所)
集落から西にまっすぐ行くとある桟橋です。
60年くらい前までは漁などで使われていたそうですが、現在は使われていません。
昼間は穏やかな水面を眺めに来る方が多く、座り込んでおしゃべりしたり、物思いにふけっている方をよく見かけます。
定期的に修繕が行われているようで2023年末に訪れた際は、綺麗になっていました。

西桟橋は、潮汐の影響で見る時間によって景色が大きく変わります。日中は潮が満ちている時間に行くと綺麗です。
参考:気象庁-竹富島の潮汐時間
以前に行った時、桟橋の先端で潮が満ちてきているにも関わらず、動かないで座り込んでいる女子がいました。
大丈夫かと聞いても大丈夫としか返事がこず、そのまま足が水に漬かってきていましたが、彼女は今元気にしているのでしょうか…。
昼間とは打って変わり、夕方になると日の入りの大人気スポットになります。

コンドイビーチ
島の西側にあるメインビーチです。
私の個人的に好きなビーチランキングでは一位に輝いています。
このビーチは遠浅になっているため、海はきれいな水色で波も穏やかです。
そして砂が超サラサラ。また、水深が浅いのでちびっこたちがよく海水欲をしています。
そして水の中にはナマコが大量にいるので大体の子供たちは大興奮しています。笑
私はなまこの感触が苦手なので、どうしても海に入りたい時はナマコを踏まないように水深50cmの浅瀬を必死に泳いでいます。

カイジ浜(星砂海岸)
コンドイビーチの南にあるビーチです。
星型の有孔虫殻「星砂」が見られるビーチで有名で、星砂浜とも言われています。ブランコがあったりします。
みんなしゃがみ込んで星砂を探していますが、なかなか見つかりません。笑
お土産に欲しい方は、星砂売りの商人が瓶に入った星砂を入り口で売っているので彼から購入しましょう。

集落の白砂の道と赤瓦屋根
重要伝統的建造物群保存地区に指定された景観。歩くたびにサクサクと音を立てる白砂と、石垣・ハイビスカスの組み合わせが絵になります。

初めて訪れた妻が「これだよ!子供の頃、教科書でみた沖縄!そのもの!」って言ってました笑

竹富島の穴場スポット
アイヤル浜
島の東側にあるビーチです。
コンドイビーチの穏やかな海とは打って変わって潮の流れが速く、いつも波風が激しいビーチです。
水深も急に深くなるのでまず海水欲には向いていません。というか入ったら死ぬと思います。
ビーチはごつごつしているのでゴロゴロするのには向いていませんが、探せば場所はあるので人目を気にせずゆっくりした方にはいいかもしれません。

ビジターセンター「ゆがふ館」
竹富港の横っちょにあるビジターセンターです。雨の日や船の待ち時間におすすめ。
あまり行く人がいない印象ですが、竹富島の歴史などを紹介しており、意外と楽しめます。また、竹富島に生息する有毒生物を紹介してるので海に入る方は勉強になると思います。
私はここで猛毒生物を見た日に誰もいない海で何かにかぶりつかれ、人知れず死ぬのかと恐怖した経験があります。
時間がある方はぜひ行ってみてください。
あかやま展望台
なごみの塔の老朽化に伴い突如として現れた展望台。
有料(100円)ですが、竹富の西集落を一望でき、一見の価値ありです。
集落の小道
集落には小道が沢山あります。ねこや島のおじぃ、おばぁがさんぽしてたり、軒下でぼぉーっとしていたりと、地元の生活風景を垣間見られます。
特に東集落や仲筋集落は、そこまで観光地観光地していないのでおススメです。あまり大きな声で騒がず、生活の邪魔にならないよう配慮しましょう。
ウタキ(御嶽)
竹富島には、ウタキ(御嶽)という本土で言う神社のようなものが多数存在しています。
その数なんと…28か所!私も全部回り切ったことがないですが、スタンプラリーのような感覚で探し回ってみても面白いかもしれません。
ウタキ(御嶽)の場所や歴史は、以下サイトで詳しく解説されていますので、気になる方は見てみてください。
おまけ:竹富島のもっと穴場スポット
ここまでで紹介した場所なんて全然穴場でもないし、もう行ったよ!という方は、こちらの外部サイトで紹介しているスポットに行ってみるのをおすすめします。
10回程度じゃまだまだ甘ちゃんだなと思うほど、ディープなスポットが紹介されています。
参考:八重山旅への誘い
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